最近、
○○は身体に悪い!
食べてはいけない!
というような情報が多々あります。
牛乳や肉、砂糖、添加物などなど・・・
メグビーさんでは、何か食べてはいけないものってありますか??
よく聞かれます
メグビーでは、ある程度のものは、身体で代謝されるので
いつものように、
身体の機能を正常に働かせていれば大丈夫ですよ^^
とお話しします。
ただ、そんなメグビーでもなるべく摂らないようにすすめる物が
マーガリンやショートニング
などのトランス脂肪酸
--実際の三石巌の考え--
結局、食べちゃいけないのは、ボクからすればマーガリンとショートニングだけだ。
このふたつの不飽和脂肪酸の共通点は、不飽和のもとになっている炭素の二重結合がオールシス型ではないところにある。
これは硬化油の特徴なのだ。
硬化油とは水素をくっつけて、液体の油を固体にちかづける加工をした油の
ことだ。「硬化」はその意味なのだ。
二重結合にはシス型、トランス型のふたつの立体形がある。
二重結合のすべてがシス型ならばオールシスということだ。
天然の脂肪酸は、ナタネ油とサバ油以外はすべてオールシスなんだ。
それでないとプロスタグランディンの原料になれないんだ。
サラダ油にも硬化油をふくむものがある。ショートニングはパンだけでなく、ケーキにもスナック菓子にもふくまれているものがある。
これも本当に食べちゃいけない。
ボクは食わない。
一九○一年生まれ、九十二歳、ボクは現役(絶版)より抜粋
三石巌は、
30年以上も前からいくつかの著書で
マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸を
含む油脂類の摂取を控えるように述べてきました。
これはトランス脂肪酸の分子構造と体内で働く
プロスタグランディン(局所ホルモン)
への影響などを理論的に考えた上での仮説でした。
その仮説が、
近年実証されてきたということになります。
現在、欧米諸国において、
食品中のトランス脂肪酸の摂取量に関する勧告や
含有量表示の義務付け等をすすめている国があり、
これら諸外国の動向は日本においてもマスコミに取り上げられ、
話題となっているのです。
これは、
FDA(米国食品医療品局)
が、トランス脂肪酸についての警告を表明したのがはじまりで、
20年近くいろいろに議論されてきました
その論点は、
トランス脂肪酸の摂取が冠動脈疾患のリスク因子になるというもの。
トランス脂肪酸は長期間の過剰摂取により、
血中のLDL(悪玉コレステロール)を増やし、
HDL(善玉コレステロール)を減少させることが指摘されています。
その結果として、
心筋梗塞をはじめとした心臓疾患のリスクを高めるといわれているのです!
食生活、食習慣に応じて各国のトランス脂肪酸の摂取状況は
大きく差があるとされており、
特にトランス脂肪酸摂取量の多い欧米諸国では、
トランス脂肪酸についてその含有率の制限や表示の義務化が進められています。
(詳細)→★
世界で議論されている
冠動脈疾患リスク因子以外でも
クローン病やアレルギーなど、
さまざまな疾患のリスク因子の可能性もあげられています。
日本でも、
コンビニブランドなどが、トランス脂肪酸への取り組みを
少しながら進め始めていますよね!!
メグビーでは
身体の正常な働きを阻害するものは
なるべく
避けることをおすすめしているのです