放射性物質への対策 | 分子栄養学のススメ

分子栄養学のススメ

分子栄養学の確立者である三石巌によって設立された会社“メグビー”のブログです。

おはようございます。

梅雨入りせずに今週もはじまりました晴れ



体調を整えていきましょう!!




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最近は、少しずつ皆さんの意識も落ち着いてきたのかな~

と思うのが放射性物質の問題。


昨年の原発事故に関しては、

誰もが予想もしなかった震災が元で起こってしまったことですが、

メグビーにも多くのご相談が寄せられてきていました。


現在でもマスコミの情報もいろいろと氾濫していますので、

不安な気持ちになる方も多いと思います。



メグビーでの放射性物質への考え方


      


放射性物質の健康被害への対策については、
レントゲンCTの撮影時に行う対策と同じと考えています。

メグビーでは、病院でレントゲンやCTの検査をする方に、

検査の前後に抗酸化成分を十分に摂取するようにお話しします。



それは、レントゲンやCTも放射性物質の被爆を受けているから∑(゚Д゚)



放射性物質を体内に取り込んでしまった場合、

放射性物質は水と反応し、

 「活性酸素」

という物質を体内で多く発生させ、

正常な細胞や核に傷害を与えてその働きを阻害してしまいます。


そのことが問題となるのです。



被爆量や被爆した部位によって障害の発生度合いには違いがありますが、

急性の症状としては脱毛や吐き気、白内障などが起こることや

長期的にガン、白血病などのリスクが高まることも考えられます。


このような場合、メグビーでは

急性の対策

長期的な対策

に分けて考えます。



<急性症状への対策>
●抗酸化対策
活性酸素の除去には、SODや抗酸化成分が働きかけますmole*

抗酸化成分には

ビタミンC・ビタミンE・植物ポリフェノール・セレン・コエンザイムQ10・カロチノイド

などがあります。


これらは、それぞれ体内で働く場所や働き方が違うので、

できるだけいくつかの種類を組み合わせて摂ることで協力して働くことができるのです。


普段からの摂取に加え、

緊急時にはビタミンCや植物ポリフェノールなどの摂取量を増やして対策します!


●解毒・排出を促す
もともと体には解毒や排出の機構が備わっていますおトイレキラキラ

もし、空気や食品・飲料水などから微量でも

放射性物質を摂取してしまった場合でも

この働きをフルに生かすことができればリスクは低減することが十分にできます!

そのためには、

良質タンパク、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、コエンザイムQ10、ミネラル(亜鉛・銅・鉄・カルシウム・マグネシウム)
など、

日頃からこれらの栄養素をしっかりと摂取しておきましょう。


また放射性物質の排出は、

主に尿・便・汗から行われますので、

腸や腎臓の機能を正常にすること!

体全体の代謝機能を正常化すること!

汗をかくこと!

なども大切です。




<長期的な対策>
●ガンや白血病の予防
長期的な対策として発ガンなどのリスクを低減していくためには、

上で話した抗酸化物質をはじめとして、

良質タンパク・ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンA・ビタミンE・ミネラル(亜鉛、カルシウム、マグネシ
ウム、鉄など)

などが必要です!


これらの栄養素は、

体を作り、維持し
代謝をスムーズに進めます。

それによって、

体力や免疫力の向上・体の機能正常化につながるのです。


中でも、良質タンパクは

ガン遺伝子の働きを抑える際に必要な「抑制タンパク」の原料に。

ビタミンCは、

ガン細胞をやっつける免疫細胞(NK細胞)を活性化するために必要な、インターフェロンの材料に。
*インターフェロンとは

体内でウイルスに感染した細胞が正常な周辺細胞に警告の情報を伝えるために分泌するサイトカインと呼ばれる物質の仲間です。
糖とタンパク質が結合した糖タンパクの1種なので、自前で合成する為には、
良質タンパクやビタミンC、ビタミンA(タンパク質に糖をつける作業にAが必要)などが必要になります。


その他、ビタミンAには、細胞分裂の正常化アポトーシス(ガン細胞を自殺に導く機構)を促す働き粘膜の正常化強化にも必要!!


ビタミンEとレシチンは、細胞膜の保護強化のために必要なのです。


というようなお話しをします。





外に出るのも不安

食べ物も不安

水の不安

(TωT)

となると私たちの生活は経たれてしまいます。


それどころか、神経質になりすぎると

過度なストレスと栄養不足で

悪循環が生じますブタ


ヒトがヒトとしてしっかり生きていれば

ある程度の悪い物質も

無毒化・無害化することができます。



細胞に傷がつけば修復します。

悪いものは肝臓で解毒します。

尿・便・汗から排出します。

ヒトはそんなに柔じゃないと思いますよ!!


見えないものに怯えるだけでなく

できる対策をしっかり行うことで

安心要素が確保できますハート

 


日頃から栄養対策をしていると、

今回のよう何か問題(放射性物質の汚染)
が生じた時に慌てなくても

体内で対策ができる状態が整っている!!
ということになります。

もちろん、その時に強化して対策するということでも良いのですよ^^

そのような方法を知っているか知らないかで、

安心感(心の支え)も少し増すのではないでしょうか?







メグビーのすすめる

健康自主管理は、このようなところでも

力を発揮するのです~♪~