こんにちは
いきなりですが
わたしたちは必要な栄養素の種類は皆同じですが
栄養素の必要な量が個々で異なります。
今日は健康レベルの話に引き続き
そんなお話しをしたいと思います。
クローンでない限り
1人として同じ顔や身体の人はいないと思います。
それは、
兄弟や双子であってもです。
Q. なぜか
A. まったく同じDNA(遺伝子)を持っていないから
です!!
ヒトは、そんなDNAの違いを持って生まれて生活しているのに、
みんなと同じ食事をして
サプリメント(栄養素)も同じ量摂取して
個体(自分だけのDNAのこと)を考えない方がほとんどです。
メグビーでは、遺伝的体質の違いを個体差をとして考慮して健康自主管理を考えているのですよ^^
■個体差
同じ量の食事や栄養素(サプリメント)を摂取していても
風邪を引く人もいれば
胃が弱い人もいます。
この弱点はどうして起こるかというと、
DNAがそれぞれで異なり、
その異なるDNAの要求する栄養素の必要量には差がある
ということが要因の1つだと考えます。
DNAの情報を引き出すには、酵素(タンパク質)反応が必要です。
そのため良質タンパクは必須ですが、
体重1kgあたり1gとして大体決まっているので、
ここには大きな個体差(DNAの要求する栄養素の差)はありません。
この酵素の働きを助けるのがビタミンやミネラルです。
ミネラルは必要量と上限の幅が狭いため、こちらは個体差というよりか、
バランスが大事です。
個体差があるのは、このビタミンです。
例えば
ビタミンCが10mgで風邪ウイルスに対応できる人と
100mgないと対応できない人がいるとします。
ビタミンCが10mgで足りる人は少量のビタミンC摂取(食事やマルチタイプなど)で足りるかもしれませんが、
100mg必要な人は、少量のビタミンC摂取では必要量までに達せず、不足に陥る可能性があるのです。
この不足が生じること
DNAが働けない(ウイルス退治に必要なインターフェロンが作れない)
健康を害する(風邪を引きやすい)
というように
遺伝子の要求するビタミン量=必要量
が確保できないと、正常な機能が果せなくなり
さまざまな弊害(弱点)が起こってきます。
メグビーでは、この個体差を考慮して栄養素の必要量を見出しています。
水溶性ビタミン(ビタミンB群、C)は、1~100の差が、
脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)は、1~10の差が
あると言われております。
さらに、
この個体差を左右するのが・・・
↓
■状況差
上で説明した個体差に応じた
必要量(10mgや100mg)
というのは日々変動しているのです。
例えば、ストレスを強く感じた場合、
体内では抗ストレスホルモンが作られます
このホルモンの合成には、
良質タンパク、ビタミンC、ビタミンEなどが必要になるため、
通常時(ストレスを感じていない時)よりも良質タンパク、ビタミンC、ビタミンEの必要量は上がることになります。
状況差は、
ストレス・風邪・疲労・スポーツ時など、
エネルギー消費が大きくなる時に生じやすくなります。
通常の食事で足りている方も、
状況によっては足りない場合も出てくる(変動がある)ということになります。
「個体差」や「状況差」を含めて
メグビーでは、
栄養素の必要量を判断しています。
昨日は頭が痛かったが
今日は体調が良かった。
朝は体調が良かったが、
昼から風邪っぽくなった。
など、
ヒトはロボットではないので、必要な栄養素の量が、日々、一日を通しても一定ということはないのです。
その日その時の状態によって、寒ければエネルギーを産生して体温を上げ、暑ければ汗を出して熱を放出し体温を下げるなど、身体の代謝(その状況に伴って必要となる栄養素)は振り幅があります。
そのため、
不足のリスクは大きいので、
そのリスクを引き起こさないように
ビタミンは少し多めに摂取しましょう!!
不足が起こるの確立を下げましょう!!(確立論)
という考えです。
だからメガビタミン主義が生まれました
だから、マルチタイプの製品がないのです。
通常のサプリメントは
1日何粒
とみんなに同じ量を勧めていることがほとんどです。
メグビーでは、
お客様のお話をお伺いして
ある程度の必要量を決めて
体調や状態によって調節するようにお話ししています。
個体差
状況差を考慮すること
それが今の日本の栄養学にはまだまだ不足しているのだと感じるのです