保護ワンズと盲導犬引退犬と暮らすほのぼの日記 -3ページ目

保護ワンズと盲導犬引退犬と暮らすほのぼの日記

保護ワンズと盲導犬引退犬を家族として迎えワンズとの楽しい生活日記を綴っていきます

先週の今日(火曜日)は、ろっちゃんと最後にお散歩行った日。

春の嵐みたいな日、朝からの雨が午後になって上がり、一気に晴れて、強風だった。

その週は雨が続いてたから、止んだ合間にお散歩に出てたんだよね。






今日は暖かくて穏やか。

ろっちゃんが最後に歩いた散歩ルートを、シェリーとリアンで歩いてみました。

同じ時間に歩くのはなんか怖くて、少し暗くなってからに出発。






ここには、もうろっちゃんはやっぱりいないんだ、、、

あの時お散歩行かなかったら、まだろっちゃんは家で過ごしていたのかな、、、

春の嵐みたいな日だったから、気圧の関係で本当は調子が悪かったのかな、、、







雨が続いて、1日1回はお散歩に出してあげたいと思っていた週でした。

下り坂を尻尾ブンブンしながらゆっくり歩き、

後ろ足がヨレっとなる事もあって、

公園の階段も降りて、あの日も公園に2つ寄り、おやつタイムもしました。

でもここにも、ろっちゃんはいない。







色んな気持ちが交錯して、過ごした1週間。

今日も最後のお散歩ルート歩いて、あの日ろっちゃんが居た光景が鮮明に蘇って。







家に帰ってからも、ろっちゃんの好きな場所にはリアンだけ。






ろっちゃんがよく居たベッドは、今は空席が多くて、

時々シェリーが寝てるんだよ。






ろっちゃんの写真もあの日から増える事もなく、

シェリーやリアンと一緒に写ることもないんだよね。

楽しい日々を沢山過ごしたのに、まだどうしてなんだろう、、、って、後ろ向きに過ごすことが多くて。

お仕事行って、日々をこなすだけで精一杯。


 




ろっちゃん、寂しいよ。






ろっちゃんが亡くなる前から、30日はお天気が良ければ、ワン連れて出掛けようと思ってました。

シェリーやろっちゃんの年齢考えたら、これが最後になるかもねと、毎回思いながら出掛けていて、

今回も出掛けられる予定が組める程、元気に過ごしていました。





ろっちゃんがいなくなって、私はそんな事も考えられないほど、何をしても涙が出て、食事もままならず、

仕事も行けない状態で、

ろっちゃんが居ないけど、家族から気分転換に行こうと誘われ行ってきました。



 



静岡の三保の松原、

ずっと、富士山見える場所に行こうと決めてました。







ここにろっちゃんの姿がないのは辛いけど、

ろっちゃんは、一緒に連れて来ています。










シェリーもリアンも、

私が泣く姿見て、おかーさんどうしたの?って。

心配かけてるよね。

















ろっちゃんと過ごした3年5ヶ月は、

家庭犬として一般的に過ごす期間より、短かったと思うけど、

11歳近くなって我が家に来たから、長くは一緒に過ごせないかもと思い、

密に凝縮された期間を過ごしたと思ってます。










車内も、ろっちゃんが来る時に買い替えた車は、より広々で、今は何しても寂しさ感じるけど、

短い期間でもろっちゃんが来てくれたこと、

一緒に楽しい時間を過ごせたこと、

ここに後悔は全くなく、本当に良かった、ろっちゃんに感謝しかない。







ワンの命は人より短い、

一緒に暮らしてる以上、あの子達より絶対先には死ねない、病気にならないように、と日々心掛けてる。

ろっちゃんの最期の時を、自分で見届けることができて、とても悲しいけど、責任が果たせたと思ってる。







ご近所のゴルのバディが逝って10日程でろっちゃんまで逝ってしまい、なぜ重なるのか、、、

より悲しみが強くなってるけど、

バディのママが、私が伝えた言葉、

「 楽し過ぎたね 」

その言葉、腑に落ちたみたいで、

今は喪失感より、バディとまろんの写真見ることで、楽しかったことを振り返れるようになったって。

私が伝えた言葉だけど、私はまだそこまでいってないけど、少しずつ前へ。





ろっちゃん、リアンが牧之原サービスエリアのドックランで凄く楽しそうに走ったよ。

リアンらしいよね。






シェリーももうすぐ推定14歳、

みんなが長く楽しい時間を過ごせるように頑張るから、

ろっちゃん見守っていてね。

ろっちゃん、大好き、ありがとう。










亡骸の写真あるので、不快に感じる方はここから見ないでください。




2024年3月28日

長楽寺で葬儀してもらい、ろっちゃんは本当にお空に還ってしまいました。






亡くなった日と、葬儀の午前中は、

ワン友さんや、ご近所さんが最後ろっちゃんに逢いに自宅にきてくれ、

ろっちゃんに沢山のお花と労いの言葉かけてくれ、

みんな涙、涙のお別れでした。








長楽寺は盲導犬サーブが眠るお墓です。



お寺の方にロージーが盲導犬だった事、お話ししたら、

サーブの石碑の下には、沢山の盲導犬の子が分骨して眠っている、その子達のお骨は粉骨せず、ずっと供養され続ける、分骨して収骨してはどうですか?と、

提案して頂き、

私はロージーが、雨の日も寒くても暑くても、人の為に8年間仕えたこと、ユーザーさんの命を守ったこと、その功績を残したかったからお願いしました。





そして、ろっちゃんは、高く、遠く、1人で昇って行ってしまいました。










サーブの石碑です。

ここの下にたくさんの盲導犬だった子が眠ってるそうです。






現役の盲導犬の子が亡くなると、広い講堂貸切で、

訓練所の所長さんや、スタッフさん総動員で見送る葬儀になるそうで、凄く丁重に供養してもらえてるそうです。






小さくなって帰ってきたろっちゃん





ロージーが引退した時、

胸腺腫があり、10歳も越えていて、まもなく11歳。

たとえ1週間しか一緒に居られなかったとしても、温かく迎えよう!と覚悟を持ってたし、

命は永遠ではなく、いつか別れがくることもわかっていたけど、

仕事としての時間が長過ぎたから、少しでも長く、普通のワンのような美味しいもの食べて、自由に楽しい生活をさせてあげたかった。




愛する、大切な存在で、楽しいかけがえのない時を一緒に過ごしたから、失うのはとても辛くて、悲しくて、

泣けて泣けてしまいます。

本当に楽しすぎたんだと思います。





時々オムツ使うようになって、ゆっくり介護しながらでいいんだよって思っていたけど、

ろっちゃんはきっとそんなこと願ってなく、

手を煩わせることなく、一気に風のように走り去ってしまいました。

本当はロージーみたいな亡くなり方がいいのはわかってるけど、まだ心の整理がついてなく。

パピーさんが、ロージーらしい亡くなり方だよねって仰ってました。





ろっちゃん!ろーちゃん!ろっち!ロージー!




居ないのに家で何度も泣きながら呼んで、

もう抱きしめることも撫でることもできない辛さで今はいっぱいだけど、

時間はかかるかもしれないけれど、きっとおかーさんは立ち直ると、

ろっちゃんは信じて見守ってくれてると思うから、もう少し待って見守っててね。





可愛くて、奥ゆかしくて、かしこくて、控えめで、

どんなロージーもとても大好きで愛おしかったよ!

いつまでも愛してる。

また逢えるよね、それまでバイバイ。

行ってらっしゃい。