こんにちは、ココアこと田中貴子です。
初日読書会に続いての旅日記は、2日めの奈良散策から。
前日の雨が洗い清めたような青空のもと、目的地に定めたのは長谷寺です。
こちらは別名「花の御寺」と呼ばれるほど、四季折々の花に出逢えます。
一番人気は、4月中旬から5月上旬にかけての約7000株の牡丹ですが、桜もいいのだそう。
京都からだと近鉄利用でおおよそ1時間半。
特急で大和八木まで進んで、近鉄大阪線に乗り換えのルートでは1時間13分と多少早まります。
ひょんなことから、席を隣り合わせた方たちと朗らかに話し、現地まで一緒にタクシー移動しました。
車だと3分くらい、徒歩だと15分くらいの門前町の風情が残る道を進みます。
入り口のしだれ桜が5・6分咲きだったので、もしや・・・桜もわずかながらも咲き出してる?
そう思ったら、もうじっとしていられなくなりました(笑)
ここからは、マイペースでじっくり回りたいなと直感して、名残惜しくも別行動に。
風にゆらゆら揺れているのが可愛いので、粘って何枚か撮りました。
参拝入山受付(左)でチケットを買い求めて、仁王門をくぐります。
目の前に広がる登廊(のぼりろう)は399段。
上中下の三廊に分かれて、心が自然と澄んでいくような気持ちです。
1つ上がって振り返ると、こんな景色が広がって、足取りも軽くなっていきました。
写真左手に見えるのは、牡丹。
あと1ヵ月後にはきっと、大きな花を咲かせるのでしょうね。
折しも、本尊大観音尊像の特別拝観期間で、普段は入れない国宝本堂の中を進み、観音さまのお御足(おみあし)に直接手を触れて、お参り出来る機会に恵まれました。
像の高さは10mを超える、我が国で最も大きな木造の仏さまは、足元から見上げると威厳と慈愛に満ちています。
お経が唱えられてる中で拝んでいるうち、知らず涙が一筋流れて、ここに招かれたのかな。
そう感じて、温かいものがこみ上げました。
本堂は舞台造りの大建築で観音堂、大悲閣とも。
舞台からの眺めは、解放感いっぱいで清々しく、しばらく佇みました。
右手には…
五重塔が、淡く淡くピンク色になってばかりの桜に囲まれていて、綺麗でしたよ~。
その五重の塔方面へと足を伸ばせば、今度は本堂が望めます。
桜が満開近くのときには、ピンクで華やかに彩られるのでしょうね。
戦後初めて建てられた五重塔は、「昭和の名塔」と呼ばれる美しさです。
ぐるり丁寧に回って、2時間もいたことにビックリ!
いつの間にか、日差しも明るく、昼を告げていました。
門前町で、気さくな笑顔で「お昼にいかがですか?」の声がけに、腹ごしらえ。
タケノコご飯に、ごま豆腐がついた、にゅうめんセットを食べることにしました。
冷えた身体には、有難いですね。
立ち寄ったお店で、近くで桜が楽しめるスポットを聞いたところ・・・
薦められたのが、桜井駅から徒歩20分ほどにある、安倍文殊院です。(循環バスもあります)
私が訪れた日はまだ5・6分咲きだったのですが、サイトによれば4月2日で7分咲きとか。
もう今日にでも、満開でしょうね。
蕾が賑やかに、我先にと勢いよく咲き出している感じが可愛いです。
ここの目玉は、何と言っても、日本三大文殊の1つで、国宝になっている渡海文殊(とかいもんじゅ)。
日本最大7mの高さがあるので、こちらも迫力があります。
偶然とはいえ、どちらも日本一のビッグサイズの仏さまなので、存在感たっぷり!
ご本尊文殊菩薩は、獅子に乗り、4人の脇侍を伴っているお姿です。
鎌倉時代に大仏師・快慶によって造られています。
文殊の知恵ということで合格祈願、厄除け、安倍晴明ゆかりで魔除け祈願ができます。
写真下にある、金閣浮御堂で、私も厄除けの七まいりをしました。
門は松で出来ていて、ひと足先に合格門をくぐり合格を「まつ」が込められているとか。
春休みのタイミングもあって、お祖母ちゃん・お母さん・小学生ぐらいの男の子の3人組を見かけました。
パンジーで干支ジャンボ花絵~今年はイノシシ。
親子イノシシをイメージしているのかな。
毎年11ー4月に、恒例になっているそうです。
こうやって調べながら、思い出しながら、書いてみると・・・
プランが決まらないときは、無理せずに周りの助言からヒントをもらったり、申し出に合わせてもいい。
初めの一歩さえ押さえておけば、大概はなんとかなる。
心がやがて、どうしたいかを自然と教えてくれるから大丈夫。
花が目的のようで、本当は仏さまのお顔と対面したかったんだなぁ。
そんな想いは、翌日の醍醐寺の花見にも繋がっていきました。
読んでくださって、ありがとう。
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次回は、4月6日、20日、5月11日、18日を予定しています。
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