こんにちは、ココアこと田中貴子です。

 

 

ブログ更新がのんびりで、お待たせしました。

 

 

実は先月30日より2泊3日で、桜の京都(+奈良)を旅してたりだったのです。

 

 

今回は、初日の読書会の様子をお届けしますね。

 

 

会場の「OKU」は、京阪・祇園四条駅から徒歩3分ほど、建仁寺にも近い、京都らしい情緒たっぷりの町並みの一角にあります。

 

 

*写真右手前に見える、紫の暖簾がお店です

店先にも、センスよくあしらわれた花鉢があって、心が躍ります。

 

少しばかり、かしこまりつつも、1つ1つ食しては舌鼓を打ちながら、心身が優しくほどけていきます。

 

 

焦って終えるなんて、もったいない。

 

 

ときどき近況報告なんかをはさみながら、五感をフルに使って、丁寧に味わう時間を過ごしました。

 


すっかり心地よくなって、ぼぉーとまったりしてしまい、読書会できるかな・・・と頭をかすめるほどに(笑)

 

 

そうはいっても、テーマは「映像化される作品を語る」です。

 

 

一旦スイッチが入れば、食べるから見事に熱く好きを喋るモードに切り変わっていきました。(さすが関西チーム!)

 

 

今回話題になった本たちは、こんなラインナップです。

 

 

いつもながら、予測不能なバラエティぶりでしょ?

 

 

ドラマや映画となったことがきっかけで、もっと詳しく知りたくなって原作を読むパターンは、ハマりやすいのかな。

 

 

皆さんの熱い想いが自由に行き交いました。



☆今回、参加された皆さんが持ち寄ってくださった本☆

 

〇「ルドルフとイッパイアッテナ」 斉藤洋 著 (講談社)

 

*シリーズ累計100万部の大ベストセラーにして、大人にも響く名著とも呼ばれる作品が3年前アニメ映画になりました。

 

ひょんなことから、長距離トラックに乗って東京まで来てしまったルドルフが、その土地のボス・イッパイアッテナと出逢うことで、様々なことが起きます。

 

知恵に行動に勇気、そして愛があれば、どんなことも乗り越えられる。

 

いつの間にか、猫の物語なのに、思い切り感情移入しちゃうんですよね。

 

紹介くださった方はイラストを描く息子さんと鑑賞されて、後に名前転じて「ヌドルフ」のタイトルの愛くるしい作品(左の葉書)が出来ました。

 

〇「花のズボラ飯」 原作・久住昌之 、漫画・水沢悦子 (秋田書店)

 

*「孤独のグルメ」で知られる久住さんが原作の食べ物漫画です。

 

単身赴任の夫をもつ主婦・花は、片付けが苦手なズボラだけど、手間なく美味しいモノを作るのは好き。

 

その簡単レシピも試したこともあるんだそうです。

 

深夜時間帯で、倉科カナさんが主演でドラマ化されていたのは、知りませんでした。

 

 

〇「鬼平犯科帳」 池波正太郎 著 (文春文庫)

 

〇「さらい屋 五葉」 オノ・ナツメ著 (小学館)

 

*剣術の腕があるのに、人づきあいが上手くないため、仕事が続かず困っていた政之助は、ふとした流れで拐かしを生業とする賊「五葉」を手伝ってしまうことになるのだが・・・のストーリー。

 

刀をもつ時代でも今でも、白黒つけない、正しい間違ってるだけで測れないグレーゾーンがある。

 

そこに何とも言えない機微とか、義理人情とかあるのでしょうね。

 

 

☆私が持参した本(パンフレット)☆

 

〇「ワンダー WONDER」 R・J・パラシオ著 (ほるぷ出版)

 

*昨年観た映画の中で、私のベスト1が「WONDER~君は太陽」でした。(青字はレビュー)

 

3回スクリーンで、DVDまで購入して1回のリピート鑑賞していますが、やっぱり同じところで、ぐっときてしまいます。

 

原作も、「もうひとつのワンダー」の姉妹編と併せて、読んでくださいね。

 

更にこの作品の世界観が広がります。

 

 

〇「昭和元禄落語心中」 雲田はるこ 著 (講談社コミックプラス)

 

*アニメ放送でまずこの作品を知り、昨年秋に放送されたNHKドラマで、いよいよハマってしまいました。

 

公式サイト⇒https://itan.jp/rakugoshinjyu/

 

昭和最後の大名人とされた有楽亭八雲のもとに、弟子入りしたいと志願する与太郎がやってくる。

 

弟子は一切取らないはずが、なぜか与太郎に、かつてライバルで腕を磨き合った助六の面影を重ねてしまう・・・で、過去へと話が進められていきます。

 

主演の岡田将生さんが、落語家~しかも名人の役どころに挑んだ気持ちをインタビューで語ったのを聞き、どうしても紹介したくなりました。

 

 

〇「Q10」木皿泉 著(河出文庫)

 

*ドラマ「すいか」も大好きな木皿さんの脚本が文庫になったので、これまた紹介しなければ!の情熱でお話してます。

 

主演は佐藤健さん、70年後の未来から来たロボット・Q10(キュート)は前田敦子さんで、日テレで放送されていました。

 

どこか摩訶不思議な設定なので、人を選ぶドラマではありましたが、さりげない名言が静かに刺さってくるのです。

 

 

〇「すべておまかせ」信樂香仁 著(TWO VIRGINS) 過去の読書会で紹介していますが、再登場です

 

〇「ボールのようなことば」糸井重里 著(ほぼ日)

 

 

<心に残ったこと・感想メッセージ>  

 

・なかなか児童文学まで視野が広がらない中、素敵な友愛物語の紹介を聞いて、興味がわきました。

 

児童文学でも大人だから響く言葉も沢山あるんだろうなと。

 

「ワンダー」は観たい映画だったので、感想を聞けて嬉しかったです。

 

ジュリアロバーツ、素敵な年の重ね方してるんでしょうね。

 

私にとって読書会は、縮こまった自分の世界に新しい扉を用意してくれるような場所で(おおげさに聞こえるかもしれませんが・・・)、色んな視点を教えてくれるかけがえのない時間です。

 

皆さん好きな本の紹介をしている時の笑顔はとってもいいですね! ( M ・ H さん)

 

 

・もう何年になるんだろう?

 

毎年京都の読書会に参加するようになってから。

 

今年は情緒あふれる祇園の開催で、いつも以上に華やぎました。

 

最近忙しくて、なかなか本と向き合う時間が取れないけれど、この会が近づくと、本と過ごす時間を作り出します。

 

なんだ~読めるじゃん私。

 

要は心の在り方なんですよね。

 

今回は春ごはんをいただきながら、あれこれ違うジャンルの本に出逢えました。

 

読みたい気持ちがムクムクわき上がってきたぞ。

 

ありがとう、ココアさん、Mさん。 ( M ・ U さん)

 

 

お2人それぞれに、忙しい日常を過ごす中、知的冒険をくすぐり、癒しと気づきの時間にもしてくださって、感謝でいっぱいです。

 

 

関西の読書会をいつも大切に盛り上げてくださり、ありがとう。

 

 

何度来ても、初めてでも、お気に入りの本を通して、皆さんと楽しく繋がり、思いがけない発見がある場所です。(私自身も、なんですよ)

 

 

今週末4月7日は東京で、読書会を開きますので、面白そうとピンと来た方は是非!

 

 

次回はいよいよの60回の大台に乗っかります。

 

会場のお店を出て、雨降るなか、行ってみたかった文具やさん「裏具」を探しているうちに、姉妹店のほうへ(笑)

 

そんなご縁で、八坂の塔とご対面できました。

 

 

読んでくださって、ありがとう。

 

 

 


〇新ブログ開設しました!「丹田呼吸法で、心身を健やかに整える」

 

 

〇丹田呼吸法マスター講師として、東京(新宿)レッスンにも登板しています。

 

次回は、4月6日、20日、5月11日、18日を予定しています。

 


本八幡でも、11月から第3日曜でレッスンがスタートしました!

 

次回は、4月21日、5月12日、6月9日を予定しています。


〇読書会

 

4月7日、東京にて「本当は教えたくない本」をテーマに行います。 (青字リンクから案内・申し込みへ)