3月に入っても、早春なのか晩冬なのかという気圧配置が続いていましたが
ここに来てようやく、本格的な三寒四温で、一雨ごとに春が進んで行きそうです
昨年以上に春の進みが遅いので、今年も5月後半くらいまで、雨が多い天気になりそうですね
(アブラナ科、春菊、人参)
耕し~種蒔きまでの動画を撮った畝は、種蒔き後5週経過し
それ以降に種蒔きした畝も含めて、発芽状況を解説しながら、またYoutubeにアップしています
また数週間経ったら、双葉だけでなく本葉を伸ばし
草の上に姿を現す芽が増えて来ますので、お楽しみに
(リーフレタスたち)
さて、3月末までに種蒔きを!と繰り返し言って来ましたが
4月以降の予定について、簡単にまとめておきます
まず、4月に入ったら種を蒔いてはいけない訳ではないので
来年ではなく今年に、一定の経験を得る為に
例え、時期が遅くなったとしても、種蒔きや栽培は、絶対にやる方が良いです
季節の栽培は、10年でも10回の経験にしかならないので、1回がとても貴重です
こちらも、昨年5月末に書いたブログです
火星のようなガサガサの荒廃田圃でさえ、種さえ蒔けば、このようになる可能性が生まれます
昨年の2月末に、みんなにも種蒔きしてもらった「谷さけの」畝は
良いタイミングに撮った画像が、グーグルマップに載りましたよ
4月~5月は、種蒔き後の観察と収穫がメインですが
4月から6月末までに、自給自足ではジャガイモに並んで重要な「サツマイモ苗の植え付け」を行います
切り苗の植え付けは、雨が多い時期が良いのですが
年々遅くなっていた梅雨が、昨年は無くなってしまい、今年も6月~7月は爽やかな五月晴れが予想されるので
今年は、遅れた春の穀雨が残る5月半ばまでに植えようと、予定を変更しています
(ネギ他)
この植え付けのタイミングで、3月までに種蒔きした畝も、生育状況や土の状態を観察して
追い蒔きや、サツマイモ栽培への転換など、手を加えることが出来ます
(ジャガイモ、枝豆、春菊)
6月7月は、この1年間の結果を、植物の顔色や植生によって見ながら
秋からの計画を立て、種や環境を揃えます
そして、新しい1年、1シーズンの始まりである「秋」は、8月からスタートです
4月から7月前半までは、仲間たちの畑や山を見に行ったり、座学をするのに適しています
1シーズンで、出来るだけ多くの経験値を得る為にも、自分の場所以外を見に行った方が良いし
わたしたちを呼んだり、仲間たちと共同で栽培体験している大分市の市民農園の見学など
積極的に、声を掛けてください
地球は、「個」ではなく「コミュニティ」や「集落」で、暮らすところです
わたしたちが紹介出来る空き家の古民家も、どんどん増えていきますよ
~自然と生き物のシンフォニア~
多様性×循環 「めぐり郷」大分県豊後大野市
「水」と「土」と「火」のある暮らし
豊かなヒトの暮らしは、豊かな自然と共にある
開拓跡を原生に還す
失われかけている日本の古き良きを体現し後世に伝え残す
365日の自給自足を軸に健康と豊かさを手軽に
(地球と共に生き物を育む「シンフォニア農法」考案者、かじか)