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季節の節目「春雨」が始まるまでに、目一杯の土作業と種蒔きを、行いました

 

 

 

 

 

1月2日から、最繁忙期らしくほとんど休み無しでしたが

 

明日からは、天気の隙間での作業になり、肉体的には一息つけます

 

 

 

近年は、春雨の始まりが4月半ばなど後ろにずれることが多かったのですが

 

今年の天気図は、早いながら春雨が始まり

 

今後、少し季節が戻ったとしても、生き物の動きは止まることは無いでしょう

 

 

季節感としては、グイグイと新芽が伸びる「筍」のシーズンが、もう迫っています

 

 

 

 

 

 

 

 

繰り返し伝えていますが、新しいことを始めたり、新しい変化を期待する為には

 

それらが最も活性する時から行うのでは、タイミング的に遅く

 

メインシーズンの終わりごろから始まるまでの閑散期に、どれだけの準備や作業が出来たかどうかで

 

次シーズンの結果への反映が決まります

 

 

 

自然と共に生きることを望む場合、晩秋から早春が、最重要期に当たります

 

 

 

 

 

 

娘の出産後1ヶ月経った10月初から11月末までは

 

家の隣地の藪化した畑の開墾と種蒔きを、行いました

 

 

 

 

12月は、3度の味噌作りを行う合間に

 

地域の方たちと多く話し合いをして、今シーズンの地域での活動について、方向性を定めたり

 

仲間や依頼を受けた様々な地を訪問しました

 

 

 

 

1月から2月は、2度の味噌作りと

 

藪化していた隣家の空き家敷地内の整備、各2反弱の2箇所の不耕起田圃の開墾・種蒔きと

 

3箇所の山や畑の出張作業

 

 

 

 

 

 

 

3月は、地域の荒れた竹藪整備の後は、開墾・種蒔きのラストスパート

 

 

 

 

 

「さけの」畝の奥には、「谷」畝を足すことが出来ました

 

 

 

 

 

「谷さけの」、私たちが暮らす集落の名前です

 

 

来シーズンは、もっともっとたくさんの地域の人たちが種蒔きしてくれることを、期待しています

 

 

 

 

もう1箇所の広い不耕起田圃跡地は、場所ごとの土の状態の違いの理解が深まって来て

 

低部に石を敷き詰める造成をしていない箇所は、畑らしい開墾をし

 

一通りの夏の野菜たちの種蒔きも、終えることが出来ました

 

 

 

 

 

 

 

今までは、植物や虫たちの動きの前を進む作業でしたが

 

ここからは、同じペースだったり、逆に自然の動きを追いかけるような季節になります

 

 

 

私たちが「雑草」と呼ぶ植物たちは、昨年と同じように活性し、地球の表面を緑で覆うことに貢献するので

 

これまでの半年間で、土の環境を変化させられていない場合は

 

そこで、昨年は育っていなかった野菜が優位の状態にするのは、容易ではありません

 

 

 

これから晩秋までの半年間は、晩秋から来春の期間に、どんな改良作業をするかの作戦を練る為の、データ取りです

 

 

 

 

 

 

自然のリズムでは、10~3月が本番で、4~9月はその結果発表とも言えるのですが

 

現代の多くの人の認識は、その逆にも近いもので、生き物が動かない時期は「お休み」と捉えているようです

 

 

どうして、ここまで自然とかけ離れた感覚が、常識的になってしまったのでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

現代社会のリズムは、「時間・曜日・月日」が基準になっていて

 

それらは、自然のリズムを全く無視したものになっています

 

 

 

少し想像すれば気付くと思いますが

 

夏と冬で同じ時間に同じことをする、週末にしか出来ない・週末は働けない、月末や給料日でやることが限定される

 

といったことが、どれだけ不自然で、どれだけ自分たちの選択を阻害されていることか

 

 

 

 

 

 

自然が行動の選択をする基準になるものは

 

積算温度・最長日照時間・平均湿度といった季節感と、天気・風・雨量といった天候

 

そして、子孫を残す・子を育む・生命力を増す・他の生き物を育むといった、生き物としての本能

 

 

 

これらは、人間にとっても、最も必要であるものなのに

 

それを叶える為のリズムを、阻害されてしまっているのです

 

 

 

その結果、生きて行く為に無くてはならない、食べ物や生活必需品を得ることを、見知らぬ誰かに依存し

 

その代償として払うお金を得る為に、必需では無い仕事をさせられている

 

 

 

生きる為に必要な知恵や体力は、どんどんと失われ

 

生きることへの恐怖が増し、生きる為の依存が増し

 

 

 

こんな、現代社会の負のスパイラルから抜け出せる人が、少しでも増えるように

 

 

一気に全てをひっくり返すことは難しいので

 

今の生活リズムの中から、「時間・曜日・月日」の束縛を、少しずつでも解いていくことが第一歩

 

 

 

 

 

 

地球の生き物としての感覚を取り戻す為には、各個人の社会からの拘束を緩めることからです

 

 

今から半年間で、色々な体験をして

 

来秋から、大きな変革の行動を始める、心構えや準備を、整えましょう

 

 

 

 

新たな同志を、お待ちしています

 

 

私たち”めぐり郷”は、これからの世代の「生き方の選択肢」が増えることを、望んでいます

 

その中で、失われつつある「古き良き」に着目し、体現しながら伝え残しています

 

 

地球と共に生き物を育む「シンフォニア農法」考案者、カジカ

 

多様性×循環

 

 

「シンフォニア農法」については、こちらから①~④まで

 

 

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