こんにちは。
モンテッソーリ教師のめぐみです。
ご訪問いただきありがとうございます。
先日8/21に不登校親の会「カラフル」を開催しました。
沢山の方にご参加いただきまして
ありがとうございました。
子どもが不登校という共通点があることで
出会うことが出来た方たちです。
普段話せないような
心の深い部分にアクセスするような
そんなお話を聴くことができました。
安心安全な場所は親にとっても
必要なのだと改めて思いました。
豊かな時間… 
また開催したい!
お会いできるのを楽しみにしております。
不登校の子どもが悩み苦しむ姿を認められますか?
ところで…
不登校の子どもが
悩み苦しんでいたら
どういう気持ちになりますか?
「早く助けてあげたい!」
「何とか前向きになってもらいたい!」
「そんな悩むことないのに…」
「どうしてこんな状況に
なってしまったのか…(嘆)」
こんな気持ちになることはないでしょうか?
私はどれも思ったことあります。
沢山あります(笑)
「早く助けてあげたい!」は
子どもを動かしたい
「何とか前向きになってもらいたい!」は
ネガティブを否定して、子どもを動かしたい
「そんな悩むことないのに…」は
ネガティブな子どもを否定
「どうしてこんな状況になってしまったのか…」は、現状否定…
なのですよね~
心の中でこう思っていることは
きっと子どもにはなんとなくでも
伝わっているのではないかな。
不登校の子どもって
親の心の動きに敏感ですしね。
だから、親がこう思っている間は
子どもが主体的な変化を
見せることはないのではないかと思います。
表面上変わったように見えても
根本的な課題は解決されていないまま
…課題は未来へ持ち越しです。
子どもがたとえ
悩んで苦しい時期を過ごしていても…
その経験の中で色んなことを考えて
自分で動き始めたなら
それは、ものすごい学びとなります。
苦しい時期を
自分で乗り越えていくことが
できると考えています。
苦しい現実と向き合うことって
これからの未来にとっては
本当に大切になります。
苦しい現実と向き合わずに
ただ楽になりたい。
そんな風に自分の心を
誤魔化してやり過ごしても
いつかまたこの課題に向き合うときが
来るから…です。
だから子どもが悩み苦しんでいるときは
その苦しみも悩みも
そんな状態の子どもも
認めて受け入れるといいと思います。
子どもの気持ちに寄り添って
一緒に乗り越えていったらいいでしょう。
言うのは簡単。
行うのは難し。
ではどうやって
悩み苦しむ子どもの心に
寄り添っていったらいいのでしょうか?
子どもに寄り添うには、親の自己受容がキー
親の自己受容が
キーになるとは思いますが
自分のすべてを受け入れること
ができなくても大丈夫です。
子どもが今悩んでいることについて
受け入れられれば
子どもに寄り添うことができます。
ここに、いい例があります(笑)
最近の息子の様子を書いてみますね。
息子は現在中1で
小5の夏から不登校ですので
不登校歴、丸2年になります。
ここ最近の口癖は
「ひ ま だ !」
ええ、とってを暇そうです(笑)
だって、熱中するものがないんですもの。
1日のほとんどを
ゲームとYouTubeに費やしていますが
ゲームも飽き飽きしているらしい。
YouTubeを観ることは楽しいけれど
「自分で何かした方が楽しいと思う」らしい。
つまり、何か熱中できるものを見つけたい。
でも
興味があるものや
ワクワクすることが見つからない。
外に行くのも面倒だし
誰かに何かを習うことなんて大っ嫌い。
学校のような、
沢山の人が集まるところも
今は出来れば行きたくないし…。
旅行で遠出するのも嫌。
・・・・八方ふさがりとは、このこと!?
外にも出ずに
誰にも会わずに
新しい体験をすることなく
熱中できることを見つけることほど
難しいものはない!!!
正直言って
私がアドバイスできることは
何もないですね。
だって私と息子は
まーったく違う人間。
私がアドバイスできることは
私の経験で得てきたことだけなんですもの。
だから私が出来ることは
息子に寄り添うことです。
新しい出会いでも探せばいいのに…
とか
何か新しい体験をしてみればいいのに…
とか
ずっと家にいたから
外に出かける気力も体力もないんだ…
とか
そういう気持ちが
もやもや~っと出てきたら
まずはその気持ちをスッキリさせておく
といいと思います。
これを、ここでは自己受容と言っています。
「新しい出会いがあれば、何か刺激がもらえると思っているんだね」
「新しい体験をすると、考えもガラッと変わって、 世界が広がっていくかもしれないって思っているんだね」
「ずっと家にいることが、外への活動を阻んでいると思っているんだね」
ただただ自分の気持ちを
受け入れるだけです。
でも、こうやって書いてみると
何か不自然さを感じます。
新しい出会いだって
イヤイヤだったら全く意味がないです。
何かに興味を持ってから
その延長線上に
新しい出会いがあるのだと思いますし。
まずは、
何かに興味を持つことから
スタートです。
新しい体験も同じですね。
いきなり手あたり次第体験しても
心身の消耗が大きいかもしれません。
ある程度、何かに興味を持ってからの
体験でないと意味ない
とまでは言わないですが。。。
不登校改善としては
意味ないに近いかもしれません。
悪影響になる可能性もありますね。
ずっと家にいることが
外への活動を阻んでいる。
その通りだとは思いますが
現状否定しても、
不安が大きくなるだけですね。
外への活動に進んでいくためには
「外への活動」に興味を持たない限り
中々難しいかもしれません。
だったら今、
親の自分に出来ることを
考えていったらいいのでは?
例えば…
身体を動かしやすい動線を考えてみる、とか
食生活を見直してみる、とか
私自身が外への活動を楽しんでみる、とか
何か自分にできることを考えて
動き始めたら
子どもの現状否定を
している暇はなくなります。
こうやって
1つ1つじっくり考えていくと
もやもやした気持ちも
段々消えていきますね。
どうやったらもやもやが消えていくかは
人によって違うので
是非是非あなたに合う方法を
考えてみてくださいね。
子どもの気持ちを想像してみる
こうやって
自分の気持ちを受け入れて
マインドを変えていったら…
やっと子どもへ
共感ができる段階になりますね。
真の共感はきっと無理だと思うので
「子どもはどんな気持ちなのかな?」と
色々と想像してみるといいでしょうね。
例えば
やりたいことが何もなく
することも何もないとしたら
どんな気持ちがするかな?
と想像してみるんです。
1日や2日だったらいいですけれど
それがずっと続くとなったらどうでしょう?
「期間限定の暇」ではなくて
もしかしたら一生やることがなくて
暇なのかもしれない。
そんな風に想像したら・・・
きっと耐え難いほど
辛いのではないかと思うんです。
もしかしたら子どもは
そういう気持ちを抱いているのかもしれないな~
と想像することを「共感する」と
言うのかもしれませんね。
ただただ、子どもの気持ちを受け入れて話を聴く

ここまで想像すると
子どもの話を聴きやすくなると思います。
人は誰しも
課題を乗り越える力を持っています。
私は、そう思います
その人が乗り越えられるくらいの
課題が与えられているんじゃないかって。
もしそうだとすると
子どもはこの課題を自分で乗り越えられます。
だから親のすることは
子どもが話したくなったら話を聴くこと。
聴いて、思考を広げる質問をしてあげること。
今回の、息子の「ひ ま だ !」発言を発端に
どんなに暇か、
どんなにキツイかを
何日かに渡り、聴くことになりました
最初の方は
「暇なんだね。」
「何もやることがないくらい暇って、キツイんだろうね。」
と、受容と共感をしていました。
徐々に
「暇じゃないってどういう状態?」
「どういう状態になったら、いいと思うの?」
「外には行きたくないんだね?」
「ゲームしかないって思っているんだね?」
「でも、ゲームにも飽きてきたんだね?」
「なんでそんなにゲームをしたいの?」
こんな風に、少し思考を広げる質問をしていきました。
何日かに分けてです。
途中、私はザワザワポイントがありました。
息子が
「僕にはゲームしかないし。。。」
って言ったときに反射的な反応をしてしまいました。
「そんなことないよ!」
とか
「ゲーム以外にも楽しいことあるんじゃない?」
と子どもの気持ちを反射的に否定していました。
この言葉に
私のザワザワポイントがあるのだと、
気が付くことができました。
このザワザワをどんな風に手放したかは
ここでは書きませんが
先ほど書いたように向き合ったりしていました。
子どもに質問をしていって
それについて子どもが自分で考えてみる。
そういうことを何日か繰り返して
息子は自分の気持ちに気が付いていきました。
サポートできるタイミングを見逃さないためには?

ゲームに飽きてきたのに
ゲームにこだわる理由。
それは
動画を作ってYouTubeに投稿したいから。
1年前にやっていたように
毎日動画を投稿してみたい。
そんな気持ちになっていったようです。
でも、投稿したい動画はゲーム実況。
なのに、肝心のゲームが上達しないし
上達する前に、すぐに飽きちゃって続かない。
実はそういう悩みごとだったんです
「暇だからなんとかしたい」
のではなくて
「動画編集して投稿したい」
なのでした。
そのためには、ゲームの録画が必要。
そのためには、楽しくゲームを出来るようになりたい。
ここで、今まで投稿した動画を振り返って
どんな動画の再生回数が多いかを分析しました。
一番多いのは『企画もの』
ゲームの本筋から少し外れた
『縛り』ルールを作って
そのルールに則ってゲームをする。
そういう『企画もの』の再生回数が高い。
…ということは、誰かに協力してもらった方がいい。
ですが、動画編集チームを作っていたのは1年前。
そのころの仲間たちとは疎遠になり
新しくチームを作ることにも抵抗感がある。
ここで、私はやっとサポートらしきことをしたんです。
私「一緒にゲームをしてくれる仲間とか、
友達がいたらいいと思っているの?」
息子「そうなんだよ」
私「私の仲良しの友達のお子さんで、同じゲームやっている人いると思うよ。
同じくらいの年頃で、同じように不登校の男の子を知っているよ?」
息子「いいかも!」
私「連絡とってみようか?」
息子「んじゃ~、お願いしよっかな~。どんな子がいるの?」
そして一緒にプレイしてくれるっている男の子と
ゲームをすることになったのです。
まだ数日しか経っていませんが
1日に何時間も楽しそうにゲームをしていて
既に何本か動画を投稿出来ていました。
新しい友達が出来て嬉しそうです
アドバイスや提案はほとんどしません。
ですがそれが
本当に子どもが今求めているものだと分かれば
アドバイスも提案もすんなりと受け入れられます。
必要なところで必要なサポートをすることができると
子どもが急激に飛躍していきます。
だけど…
基本は子どもが
自分で課題を解決できるように
関わることが超大事。
そうすれば、
親が提案しなくても
自分から頼みにくる可能性もあります。
「誰かいい人いないか、紹介してくれない?」
とか言ってくるかもしれませんね。
(恋人の紹介みたいになってますが…笑)
まとめ

いかがでしたか?
不登校の子どもが悩み苦しんでいるのは
飛躍する手前にいるからとも言えますね。
「この苦しみから早く脱出しなければ」
とか
「ここで失敗すると将来大変になる」
とか
そんな風に考えると
何とかしてあげないとって思ってしまうかもしれません。
でもここから何を学ぶかで、
この先の未来が変わってくると思えたら
子どもがしっかりと学べるように関わることができますね。
大人には想像もできないような
そんな選択をするかもしれません。
想像の斜め上を行くのが子どもです。
成長を楽しみにしながら
関わってみましょう。
ここまでお付き合いいただき
ありがとうございました。