闇の中に光が差す瞬間!そのとき、不登校の子どもが変わる | 不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

子どもの中には、人生の道しるべとなる内なる教師がいます。
本来持っている生命力を取り戻し、子どもが内なる教師の声を聞き、力を発揮できるようサポートしていきましょう。
不登校や病気などの試練は、とても素晴らしい贈り物になり得ます。

こんにちは。

モンテッソーリ教師のめぐみです。

 

 

いつも読んでくださりありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

不登校になって落ち込んでいる子供に

 

ある日、光が差す瞬間があります。

 

 

 

 

 

そういう瞬間に子供は変わる


のかなあと私は思っています。

 

 

 

 

 

それはもしかしたら

 

人が成長する瞬間

 

なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

今回は

 

現在中1の息子が

 

不登校になってから

 

変化した瞬間について

 

書いてみます。

 

 

 

 

 

絶望の中に光が見えた瞬間

 

 

現在中1の息子は

 

小5の夏から不登校です。

 

 

 

 

不登校になり始めた当初

 

私は恐怖心でいっぱいでした。

 

 

 

 

息子に対して直接

 

 

「学校に行った方が良い」

 

「学校に行きなさい」

 

 

とは言っていません。

 

 

 

 

ですが…

 

暗に学校に行って欲しいという事は

 

言語や非言語から息子に

 

伝わっていたと思います。

 

 

 

 

 

 

いろいろな不安がありました。

 

 

 

息子の将来の心配以外にも…

 

 

 

出席日数が減っていくこと。

 

 

学校の先生から

どう思われているのか。

 

 

同級生の親御さんから

どう思われているのか。

 

 

夫が怒ったりしないか。

 

 

同居の義両親に

何か嫌なことを言われないかどうか。

 

 

 

 

 

そのようなことを

 

不安に思っていたのだと思います。

 

 

 

今思えばいろいろな不安が織り混ざって

 

いたのいたことがわかります。

   

 

 

 

  

 

その何となく感じている不安が

 

全て言葉や態度や表情などに

 

出ていたのだと思います。

 

 

 

 

 

息子は私の不安を察知して

 

どんどん落ち込んでいきました。

 

 

 

 

 

息子は

 

勉強をせず

 

外にも行かなくなり

 

生きる気力がないと

 

言っていました。

 

 

 

 

 

1日中YouTubeやゲームをして

 

過ごしていました。

 

 

 

 

 

でも楽しんでいるようには

 

見えませんでした。

 

 

 

 

 

  

時々

 

心が壊れたように

 

泣きわめいて

 

思いをぶちまけていた。

 

 

 

 

 

そんな息子が変わった瞬間は

 

今でもはっきり覚えています。

 

 

 

 

 

一体どんなことがあったのか…。

 

 

 

 

それは

 

私自身の気持ちが変化した

 

その次の日のことです。

 

 

 

 

 

 

 

私は息子の状況を見て

 

かわいそうだと思いましたし

 

不安で心配で

 

とても苦しかったのです。

 

 

 

 

 

どうやったら助けてあげられる?

 

 

どうやったら息子の状態が良くなる?

 

 

 

 

そんなふうに思いながら

 

過ごしていたのですが

 

ある日ふと思ったのです。

 

 

 


 

 

 

 

息子が隣にいることが

 

とても貴重で素晴らしくて

 

幸せなことなのだと

 

心から思ったのです。

 

 

 


 

 

息子が私の目から見て

 

明らかに変化したのは次の日です。

 

 

 

 

 

 

 

それまでは…

 

積極的にYouTubeを見ているようには

 

見えなかったのです。

 

 

 

    

 

ですがその日の私には

 

息子がとても楽しんでいるように

 

見えたんです。

 

 

 

 

 

そして夜になって

 

私に気持ちを打ち明けてくれました。

 

 

 

 

死にたくない。

 

 思いっきり生きたいんだ。

 

 

 

 

 

その日から息子は

 

死にたいと言う言葉は

 

ほとんど言わなくなりました。

 

 

 

 

 

一番最初に息子が変わった瞬間です。

 

 

 

 

 

 

 

何がきっかけかを考えたときに

 

私はびっくりしました。

 

 

 

 

 

特に目に見えるきっかけは

 

何もなかったのです。

 

 

 

 

 

 

私のマインドが変化した

  

 

ただそれだけでした。

 

 

 

 

 

 

 

親のマインドが

 

 子供に大きく影響すると言うことを

 

実感した瞬間でした。

 

 

 

 

 

 

子供を変えようとしなくて大丈夫。

 

 

 

 

 

自分だけが変わればいい


のではないかと

 

なんとなく気がついた出来事です。

 

 

 

 

 

 

やりたいことに挑戦しようとした瞬間

 

それからも

 

山あり谷あり波に揺られながら

 

進んでいた息子。

 

 

 

 

 

次に訪れた変化の瞬間は…

 

 

 

 

 

 

ゲームは悪ではないんだ

 

 

ということに気がついた瞬間

 

なのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

それまでの息子は

 

ゲームにかなりの時間を費やしていました。

 

 

 

 

 

それなのに…


友達に言った言葉

 

 

ゲームは中毒性があるから

 

やらないほうがいいよ。

 

 

 

自分はゲームをやっているのに

 

友達には勧めない息子。

 

 

 

 

 

ゲームは悪いもの

 

  

中毒になる危険性があるもの

 

 

 

 

息子にとってゲームとは

 

できればしない方が良いもの

 

 

 

 

そういう位置づけだったのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

そんな頃に

 

私は息子と一緒にゲームをしてみようと

 

自分専用のゲーム機を買ったのでした。

 

 

 

 

そして新しくできたゲーム友達。(私の。笑)

 

 

 

 

私が友達とオンラインで

 

ゲームをしているときに

 

息子も一緒になってゲームをしました。

 

 

 

 

そのときは結構うまい方だった息子。

 

 

 

 

周りの大人や子供から

 

すごい!うまい!

 

と本気で言われた。



 

本気で戦って

 

楽しむ大人や子供たち

 

との出会い。






息子はゲームは悪では無い

 

ただのゲーム


だと気がついたのかもしれません。

 

 

 

 

 

そんな気持ちの変化があって

 

1ヵ月後。

 

 

 

 

 

息子は自作ゲーミングPCを作るために

 

パーツを自分で調べてはまとめ

 

スポンサーになってくれる祖父に

 

一つ一つプレゼンをしていました。

 

 

 

 

そしてPCを組み立て

 

パソコンで思いっきりゲームをして

 

その後にゲーム実況の動画を

 

作り始めたんです。

 

 

 

 

 

息子は新しい世界を見たことで

 

自分に対する認識が変わったんです。

 

 

 

 

 

 

罪悪感が消え

 

自分が頑張ってきたゲームの腕を

 

認められて自信がついたんです。

 

 

 

 

 

そういう気持ちの変化が

 

あったのではないかなぁと思います。

 

 

 

 

 

ずっとやってみたかったゲーム実況に

 

挑戦しようと思えた瞬間です。

 

 

 

 

 

課題を乗り越えた瞬間

 

 

不登校になってから1年半位経った頃。

 

 

 

 

もうその頃には

 

息子の生活を親が制限することは

 

なくなっていました。

 

 

 

 

 

例えば、寝る時間。

 

 

 

寝る時間も

 

自分で考えてきめればいいと

 

思っていました。

 

 

 

 

 

そんな頃

 

息子は小説にはまっていました。

 

 

 


 

静かな部屋の中で読んだ方が

 

想像力が働いて読みやすいのだと

 

言っていました。

 

 

 

 

 

夜中みんなが寝静まった頃に

 

小説を読む時間が

 

最高にいいんだと

 

嬉しそうに言う息子。

 

 

 

 

 

徐々に徐々に

 

昼夜逆転していきました。

 

 

 

 

 

 

 

最初は朝方寝ていたのが

 

昼頃寝るように変わり

 

夕方寝るように変わり…

 

 

 

夜寝るようになったと思ったら

 

また徐々にずれていく。

 

 

 

 

そんな昼夜逆転生活。

 

 

 

おそらく3ヶ月ぐらい

 

続いたかと思います。

 

 

 

 

 

4月からオンラインのフリースクールを

 

受講すると決めていた。

 

 

 

 

昼夜逆転を直したほうがいい

 

本人は思い始めました。

 

 

 

 

そこで息子は

 

昼夜逆転を治す計画を立てました。

 

 

1ヵ月かけて

 

徐々に寝る時間をずらしていく。

 

 

 

 

それで夜寝て朝起きる生活になったら

 

それを維持する。

 

 

 

そうやって体を慣らそうと考えたようです。

 

 

 

ですが結局

 

一日で昼夜逆転が直りました。

 

 

 

偶然直った昼夜逆転。

 

 

 

 

そのチャンスを息子は生かし…

 

朝起きて夜寝る生活をキープしたんです。

 

 

 

 

 

フリースクールが始まる半月ほど前から

 

生活リズムを整えることに成功しました。

 

 


 

 

 

今でも朝起きて

 

夜生寝る生活をしている息子。

 

 

 

 

その成功体験は

 

自分で生活を整えていく事

 

に自信がついたのではないかと


感じました。

 

 

 

 

 

このときについた自信が 

 

次に繋がっていきます。

 

 

 

覚悟を決めた瞬間

 

 

そんなこんなで

 

息子は4月から


オンラインのフリースクールを

 

受講しています。

 

 

 

 

 

 

一年半の完全不登校で

 

無学習の息子。

 

 

 

 

 

たとえ家であるとはいえ

 

授業を受講することに

 

今まで以上にストレスがかかっていました。

 

 

 

 

 

最初はなんとか頑張っている状態

 

 

 

それがGWの長期休暇で

 

気が抜けてしまいました。

 

 

 

 

GW明け

 

 

授業受けたくない

 

休みたい。

でも休むと授業が遅れる。

 

 

 

そんな言葉を口にしていました。

 

 

 

 

 

私自身は

 

フリースクールで

 

やりたいことを見つけることにばかり

 

期待していました。

 

 

 

 

 

親の期待が

 

子供にとっては

 

大きなプレッシャーとなることに

 

私はハッとしました。

 

 

 

 

 

 

息子はかなりストレスがかかっている

 

状態だったんですね。

 

 

 

 

 

それに気がつき

 

私は自分のマインドを変えました。

 

 

 

 

 

 

(フリースクールを辞めても 

他の道はいくらでもある)

 

 

 

(フリースクールで

やりたいことを見つけなくても

 他でやりたいことを

見つけられるかもしれない)

 

 

 

そうやって考えて

 

具体的に息子がやりたいことを

 

やっている姿を想像してみると

 

 

なるようになるか!


(今でも充分だよね)

 

と思えるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

想像した未来に近づくために

 

 

自分は何ができるのかな

 

 

今何をしたらいいのかな

 

 

と考えてみました。

 

 

 

 

 

それは

 

 

家を心地良い空間に

整えることだったり。

 

 

私がいろんなことに

挑戦して楽しむことだったり。

 

 

ありのままの息子を

無条件で愛すること。

 

 


 

 

どんな話でも

 

息子に共感しようとしながら


聞くこと。

 


 


息子の話を聞ける状態に

 

自分の心を整えておくこと。

 



 

心がネガティブに傾いていると

 

息子の話は聞けないなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

私が自分自身を整えたり

 

環境気持ち良いものにすることに


集中しました。

 

 

 

 

 

すると

 

息子は自分で進み始めました。

 

 

 

 

 

 

課題をどこまでやるのか

 

勉強を進めるのか進めないのか

 

どのぐらい手を抜くのか

 

どのぐらい真面目に取り組むのか

 

 

 

 

 

 

フリースクールとの関わり方を

 

息子が自分で決めるようになりました。

 

 

 

 

 

昼夜逆転を直して生活を整えた息子は

 

今度はフリースクールのある生活を

 

自分で整えるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

それは…

 

以前私が期待していたような


色んなことにどんどんチャレンジ


する姿とは違います。

 

 

 

 

 

 

ですが

 

自分で決めて

 

自分で考えて

 

自分で取り組んでいます。

 


 

 

そうやって息子は変化してきました。





まとめ


いかがでしたか?

 


 

こうやって子供が変わってきた瞬間に

 

Spotlightを当ててみると

 

見えてくるものがあります。

 



 

親のマインドが

 

子供にはダイレクト


伝わっていると言うこと。

 



 

 

新しい経験をすることで


子供の思い込みが外れ


それによって


変わることもあると言うこと。






 

主体的に動くことが


自信につながり


子供の成長を促すと言うこと。

 

 



 

それが積み重なることで

 

さらに大きな成長に


つながっていくのかも。

 

 



そして…


自分自身の人生にも


きっと光が差した瞬間が


ありますね。




そんな瞬間も思い出してみたら


新しい発見があるかもしれません。





お付き合いいただき

ありがとうございました。