不登校対応で最初に必要なことは? | 不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

子どもの中には、人生の道しるべとなる内なる教師がいます。
本来持っている生命力を取り戻し、子どもが内なる教師の声を聞き、力を発揮できるようサポートしていきましょう。
不登校や病気などの試練は、とても素晴らしい贈り物になり得ます。

こんにちは。
 
国際モンテッソーリ教師(3~6歳)のめぐみです。
 
ご訪問いただきありがとうございます。
 
 
誰も共感してくれない孤独感と
 
どんどん悪化していく息子の様子に
 
恐怖と絶望を感じ、
 
自分1人ではもう無理だと
 
実家に駆け込みました。
 

実家には、父と母と1匹の猫。

温かくて栄養を意識したおいしい食事。
 
すっきりと片付いた気持ちのいい家。
 
笑い声が響く食卓。
 
 
息子が学校に行かなくても
誰も責めないし、
まるごとを認めてくれる。
 
 
「あんたも大変ね。頑張ってるのね。
ちょっとぐらいゆっくりしなさい。」
 
と共感してくれる。
 
 
「生きていてくれるだけで十分よ。
生きてさえいればどうとでもなるんだから。
私だって大変なことあったんだから」
 
と苦労した話を「感謝しているのよ」と
笑顔で話す母。
 
 
私は掃除をしたり、料理を手伝ったり、

毎日犬(自宅の柴犬を連れてきました)の散歩をしながら

好きな音楽を聴き、
 
スタバラテやカフェモカを飲みながら帰る。
 

少しずつ洋服や靴やピアスを買い、
 
髪の毛を短くふわふわにしたり、

ご先祖さまへ手を合わせたり、
 
近くの神社でのご挨拶が日課になってきました。
 

感謝の気持ちがあふれてきました。

父や母とはたくさんのおしゃべりをしました。

小さいことでも面白く話し、笑いあいました。

いつの間にかそこに息子も加わってきました。
 

息子は誰の目も気にすることなく
好きなように過ごしていました。
 

私が自分のやりたいことを
楽しめるようになったころから
息子が急に元気になってきたのです。
 

不登校対応で最初に必要なことは

親が幸せを感じられること
 
ではないかな~と思いました。
 
 
絶望感の中では
子どものサポートは難しいどころか、
足を引っ張るかもしれません。
 
 
子どものことで辛そうにしている親に
子どもは自分の辛い気持ちを話せるでしょうか。
 

子どものことを心配そうにしている親に
子どもは自分の心配ごとを話せるでしょうか。
 

少なくとも、私だったら話せないと思いました。
 

余計に辛い思いをさせるだろうし、
余計に心配をかけるだろうと考えるでしょう。
 

これ以上自分のせいで不幸になってほしくないと
自分を責めるかもしれません。
 

私の父と母は「大丈夫よ~」という
ふんわりとした空気感があったから
辛い気持ちを話すことができました。
 

子どもにも辛い気持ちを少しずつでも
話してほしい。
 

話してもらうためには、

私自身が幸せでいないといけないのだと

やっとわかったのでした。
 

私の元気が充電されました。
 
そろそろ自分の本当の居場所で
スタートを切ろう。
 

実家を離れ、1か月半ぶりに
自宅に戻る決意をするのでした。
 
実家の父と母には
感謝してもしきれません。
 
そして、しばらくの不在を許してくれた
夫と義理の両親にも
感謝の気持ちでいっぱいです。
 
 
今日もここまで読んでくださり、
ありがとうございました。