子どもが自分で考えられるようになるために | 不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

子どもの中には、人生の道しるべとなる内なる教師がいます。
本来持っている生命力を取り戻し、子どもが内なる教師の声を聞き、力を発揮できるようサポートしていきましょう。
不登校や病気などの試練は、とても素晴らしい贈り物になり得ます。

こんにちは。
 
国際モンテッソーリ教師(3~6歳)のめぐみです。
 
ご訪問いただきありがとうございます。
 

不登校を悪化させた息子と
実家に逃避していましたが、
私のパワーがチャージされたので
自宅に戻りスタートを切ることにしました。
 
 
息子は
 
「この家にいるとストレスたまる」と
 
そう言っています。
 

そりゃそうでしょうよ。
 
いつ何を言われるかわからないんですから。
 
 
義母は
 
「学校はどうするの?」
 
「いつまで休むの?」
 
「学校に行かないなら、塾はどう?」
 
「塾がだめなら、通信教育もあるわよ」
 
「通信教育やらないなら、母親がちゃんと教えないと」
 
尽きることがありません。
 
 
これではストレスたまりますよね。
 
 
 
息子の気持ちに共感してほしい。

勉強をする意欲がわかない気持ちを分かってあげてほしい。
 
プレッシャーをかけないでほしい。
 
 
 
義母にそういうことは言わないでほしいと
伝えたこともありますが
義母は変わりません。
 
耳も遠いので、聞こえていないかもしれません。
 
 
 
そもそも、義母に変わってほしいと私は思っていますが
義母も私や息子に変わってほしいと思っているのですよね。
 

学校へいってほしい、
 
ちゃんと勉強してほしい、
 
母がしっかり勉強をみてあげてほしい
 
 
相手を自分の思い通りに変わってほしくて動かそうとするのは
私も義母も同じなのだと気が付きました。
 
 
 
自分の課題と相手の課題をわけて考えることが大切だと
 
アドラー心理学では言っています。
 
 
また、モンテッソーリ教育でもこう言っています。

子どもが自分で考えられるように手伝ってください、と。
 
 
 
学校へ行くこと、勉強することは
息子の課題です。
 
 
息子が勉強をしたいと思ったときに
有用な情報を提供したり
教えてほしいと言われたら
一緒に考えてあげればいいのです。
 
 
頑張りやすいように、
おいしい食事を用意したり
リラックスできるように楽しい会話が
できるようになっていればいいのです。
 
 
また、学校に行きたいと言って来たら
手続きをしに行ったり、
授業の範囲を先生に聞いておいたり、
息子のペースに合わせて
サポートしていけばいいのです。
 
 
 
学校へ行ってほしい気持ち、
勉強してほしい気持ちをどう消化するかは
大人の課題です。
 
 
どうして学校へ行ってほしいと思うのか
勉強してほしいと思うのかを
書き出してみるといいのかもしれません。
 
 
学校へいかないと、、、、
 
勉強や社会性など
色々なことが学べないから。
 
どんどん遅れをとってしまい
社会に戻れなくなっていくかもしれないから。
 
受験などの出席日数に困るから。
 
高校も大学も行けずに、
働くこともできなくなってしまうかもしれないから。
 
 
勉強をしないと、、、、
 
将来の可能性を狭めてしまうかもしれないから。
 
だから将来苦労するかもしれないから。
 
高校も大学も行けなくなるかもしれないから。
 
社会人になったときに何も知らないと困るだろうから。
 
 
もっと出てくるかもしれませんね。
 
書き出したことをみると
どうして自分はこんなに不安なのか
理由が見えてきます。
 
 
でもそれは真実?
 
学校へ行かないことで得られる
メリットもあることに気がつきます。
 
 
まず最初に私が思ったのは

学校へ行くことも不登校も
どちらも経験しているということ
 
 
この経験はとても大きいと思います。
 
 
息子は不登校になったことで

「自分はだめな人間だ」
 
「全然自信がなくなっちゃった」
 
と言っていました。
 
 
辛い気持ちを抱えて、
それをどう消化していいのか
絶望的な気持ちになったかもしれません。
 
 
ですが、この気持ちは
不登校にならなければ得ることが出来なかった
大切な気持ちです。
 
 
いつか、思いっきりやりたいことに
向かって羽ばたく日が来ると思います。
 
 
そのときに、不登校を経験したことは
大きなプラスになるのではないでしょうか。
 
 
どちらも経験していることで
とても柔軟な思考ができると思うのです。
 
 
そうすることで、誰にも思いつかないようなアイデアを
思いつく可能性は高くなりそうです。
 
 
そうしたら、横断的に複数の分野を
ひらりと身軽に飛び越えていくかもしれません。
 
 
そうなったら、今の経験は強みになり得ますね。
 
 
他にもひとつずつ不安を取り除いていくと
今、学校へ行かないこと、
勉強していないことで
心配する気持ちは少なくなってくると思います。
 
 
そうすると、
心配するよりも、
他にしておくことが
たくさんあることに気が付きます。
 
 
先ほども書きましたが
 
モンテッソーリ教育では

子どもが、自分で考えられるように手伝ってください
 
と言っています。
 
 
 
子どもが自分の課題に気が付き

それを解決していきたいときに
 
自分で考えて解決していけるように
 
大人は援助することが大切なのだと思います。
 
 
 
例えば、心がどうしようもなく辛いとき
 
なんでこんなに苦しいの?
 
早く苦しい気持ちをなくしたい
 
と思っていたとしたら、
大人はどのように関わればいいのか悩みます。
 
 
早く楽にしてあげたい。
 
全然だめな人間じゃないことを教えてあげたい。
 
と、ついつい助けたくなってしまいます。
 
私は何度も失敗しました。
 
 
だけど、
 
これは息子の課題に踏み込んでいるし
 
一人で考えなくてもいいように手を出してしまっています。
 
 
 
子どもが
どうして自分はこんなに辛いのかを
考えられるようになったら、その先に、
じゃあ今は〇〇をして少しでも楽しい気持ちになろう
などと思いつくかもしれません。
 
 
そしてそれを実践したら
また次のことを思いつくかもしれません。
 
 
大人がすることは
 
子どもが自分の気持ちを整理できるように
 
話を聞いてあげることかもしれません。
 
 
それには、話をしたいと思えるような
信頼関係を作っておくことの方が先になります。
 
 
自分のことを批判的な目で見ている人や
心配して、不安になっている人には
自分の辛い気持ちなんて話せないでしょう。
 
 
批判されたらどうしよう?
 
怒られたらどうしよう?
 
お母さんを傷つけたらどうしよう?
 
色々考えると話せないし、話したくない。
 
 
まずは親が自分の気持ちを整理して
 
わくわくすることをしたり生活を楽しんで
 
幸せな気持ちで過ごし、
 
心を安定しておくことが必要なのかな~と思います。
 
 
 
話をぐーんと戻して(笑)

義母を変えたい気持ちは
私の課題ということがわかりました。
 
 
どうやってこの気持ちを消化しようか。
 
 
このお話もまたいつかしたいと思います。
 
 
今日もここまで
読んでくださりありがとうございました。