生き方を変えたい
人生を変えたい
現実を変えたい
こう思いながら、案外「自分について」を無視しがちです。
「方法」を求めるあまり「自分のこと」について、おざなりになっているのです。
「なんか嫌なことが続く」
「望まない現実になってしまった」
このようなことが思い当たる方は、ぜひ『自分が何を感じているのか?』に意識的になってみてください。
「それってどうすれば?」
気づけば「自分が何を感じているか?」をチェックする。
これだけです。
忘れたら思い出す。
それだけです。
・
・
ある時、満員のバスに乗っていた私。
降りなくてはいけない停留所が近づいて来たのですが、満員で降車口までスムーズに進めなさそうでした。
私の隣に立っていた男の子はスマホに夢中。
「次に降りる人がいないかな」なんて気を配っている様子はなし。
・・・
なんか嫌だな。
この子、周りに気付かないかも!
めっちゃ迷惑
・・・
↑これは私の妄想劇場。
頭の中の声です。
その時、ふと気づいたんです。
『あ、私って<嫌な気分>を感じようとしてないか?」と。
人は、嫌なことが起きたから嫌な気分になるのではない。
嫌な気分を選んだから、嫌な出来事が起きるのではないか?
満員のバスの中。
そこにいる人たちが、私と同じような妄想劇場をしていたのでしょうか?
違いますよね。
何も考えず「あ、次降りないと!!」と思っている人だって多かったはず。
「こいつ、気が利かない奴に違いないぞ」なんて思うこともなく、ただ「混んだ車内は降りる時大変だな」とか。
ある人は「今日はあの子と何食べよーかなーーー?」とウキウキしていたかもなのです。
しかし、私ときたら・・・(苦笑)
それで、思考の向け方を変えてみました。
「この男の子気が利きそう!」
そうしたらね
そうしたら、
すごくスムーズに下車することが出来ました!(めでたしめでたし)
男の子が気が利く子だったとか、そうでもなかったとか。
それは分かりません。
なぜなら、私が気にならなかったからです。
大切なことは、人を変えるのではなく「自分の感じ方が変わること」で、自分の気分が良ければオッケー。
上手い具合に、気分の良さを選ぶことが出来たというわけです。
『嫌なことが起きるから、気分が悪くなる』のではなく
『気分が悪くなることを選ぶから、嫌なことが起きる』
事が起きる前から、気分の選択は可能であるということです。
だったら、どんな気分を選びたいのか?
ここを明確にしておく必要があります。
最後まで読んでくれてありがとう!