12月定例会で決まった条例案のなかで特筆すべきものがあったので…
今夜のブログに記しておきますね。
第72号議案「国立市手数料徴収条例の一部を改正する条例案」
多機能端末機による住民票の写し等の交付に係る手数料の特例を定めるとともに、マンションの管理の適正化の推進に関する法律の一部改正に伴う規定の整理を行うための条例の改正なのですが…
とくに「多機能端末機による住民票の写し等の交付に係る手数料」は、直接的に市民のみなさんのお財布に関わることでもあるので、早めにお知らせしておきます。
かみ砕いて言うと…
多機能端末機(コンビニのマルチコピー機など)で住民票の写しや印鑑証明などを取得すると、令和8年3月1日から令和8年6月30日までの約4ヶ月間は、手数料を「10円」にします、という改正なんです。(※本来は200円〜450円)

なぜそんなことをするのかと言うと…
実は、今年の3月後半から4月に掛けて市役所窓口の利用が一気に増え…
多い日は、一日500人以上の方が来庁されたそうなんです。
この時期は、転入や転出、入学や就学などで証明書の発行が多いこと。
またマイナンバー更新の手続きが重なったことも時間が掛かる要因だったようです。
ふだんは待ち時間ほぼゼロの窓口が、この時期は数時間待ち(^^;
市民にもご迷惑をお掛けしましたが、関係する部署でも著しい残業が発生しました。
そこで…
混雑が予想されるこの4ヶ月間だけ、住民票や印鑑証明をコンビニで取得してもらうことで、窓口の混雑を緩和させようという狙いです。
システム改修や歳入が減るデメリットはありますが、それを差し引いても市民の不便を取り除くことや、職員さんの負担を減らすことはとてもたいせつ。
混雑した窓口(立錐の余地が無いほどだったそうです)で待つよりは、近くのコンビニ(国立市内はコンビニが多いんです)で、待ち時間なくスムーズに証明書の取得ができる方が便利ですものね。
そのコンビニへの誘導キャンペーンということで…
来年3月〜6月いっぱいは、手数料が「10円」になるので、ぜひご利用ください。
ただし、利用にはマイナンバーカードが必要です。
保険証にもなってコンビニ交付にも使えるマイナカードは、やっぱり便利(*^^*)
国立市民のマイナンバー取得率は、現時点で76.5%
8割近い方はすでに取得されているんですね。
でね。
委員会の中でも発言があったのですが…
期間が短いこともあり、多くの市民にしっかり周知することがたいせつです‼
市報「くにたち」や窓口、市役所内の掲示などでお知らせするとのことですが…
じっくり市報を読む人ばかりではないので、あらゆる手段を使って迅速に知らせる必要があると思っています。
コンビニなどにチラシやポスターを掲示してもらうのも良いのですが…
じっくり読んでもらえる場所ってないのかなぁ…
と、考えていた矢先に見つけました‼

これこれ‼
病院の待合室のデジタルサイネージです
診察を待つ間って、やることないので(笑)みなさんけっこう観ていらっしゃいます。
かかり付け医でもある国立さくら病院のサイネージでは、マイナ保険証の情報が掲示されていました。(いろんな情報がスライドされています)

なるほど。
だから、ここではみなさんマイナ保険証を使っているんですね
院長先生にご相談したところ…
国立市の情報の掲示を快くオーケーしてくださいました
そうだ‼
旧国立駅舎のデジタルサイネージでも掲示してもらいましょう〜
せっかく条例改正してまで行うキャンペーンなので…
できるだけたくさんの方に知っていただきたいです。

ただ「10円」になるのは、来年3月1日〜6月30日ですのでお間違いなく‼
ちなみに…
こんなステキな条例改正案にも反対しちゃうのが、自称「与党」の議員たち。
未だに理解不可能な国立市議会の「不思議」です

