三つ目。
今日も頑張って最新作の「書籍化」作業を進めておりました。
何つうことはない、製本作業です。
頑張った甲斐があって、何とか2021年内に無事に製本作業を終えることができました。
これをもちまして、最新作が「完成」とあいなります。
今回の装丁は、こんなものを利用しました。
吉兆「書包み」。
趣のある藤の花の絵が全面にあしらわれています。
まだ前作を執筆中にいずれ使おうと、取り寄せていたものでした。
念願叶って、やっと使えました。
そればかりというわけでもないんですが、製本作業が終わった瞬間、
じわーと涙が出てしまいました、、、
いつも仕上がったときは嬉しいのは変わらずなんですが、涙まですることは
滅多になくて。
自分で言うのもおかしいですが、よほど嬉しかったのかな。
今回の作品は新シリーズの第一話に続く第二話であり、厳密にいえば
第一話を前後編に分けたので、後編になります。
ここで早くも一区切りつけて、主人公たちが次のステップ、つまり第三話へと進む
大きな転換期という局面で物語りが終わりました。
つまり、おおきな意味では、ここでひとまずの小さな終わりでもあるので、
ちょっと作者としてジーンときたのがあるのかもしれません。
年明けにまた続きを描くのが今から楽しみです☆
客観的に見て作品の出来だとか完成度だとかは判りません。
たいしたことはないと思う。
でも、自分なりに心を込めて楽しみつつ一生懸命描けた。
そのことがとても嬉しいし、幸せです。
2021年のトリを務める作品が完成しました☆