普通の女の子が浜辺でたまたま出逢ったイケメンは何と砂漠の王様で? 小説「砂漠の王と月の女神」感想 | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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セレクトに入るだけあり、文句なくしに面白かったです。
ごく普通の若い女子店員が浜辺で出逢った素敵な男性は何と国王だった。
彼女は彼の身分を知らずに恋に落ち―。

ロマンスの王道ともいうべきストーリー。

ただ、一つ納得できないのは、王様は最後の方までベスを「王妃」つまり正妻ではなく愛人という非常に男の身勝手で良いようにできる立場に置こうとした。なのに、最後の最後でいきなり「君が大切だと気づいた」と翻し、「妻になって欲しい」と言う。
ベスの大切さに気づいたとはいうけれど、何かいきなりすぎる。たぶん読者は女性が多いから、皆、王様のまさに「男のエゴ」をふりかざした「愛人になれ」という言葉には憤慨したと思うのですが、、、

ここがイマイチ腑に落ちなかったというか、この王様は勝手な人だなぁと思ってしまったところでした。