4月からの食品中放射性物質の新基準についての厚労省説明、経過措置などに注意 | 男も女もすなる日記といふものを、オカマもしてみむとてするなり

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現在は原発事故に関連した記事が多いですが、どの記事にも自分なりの物の見方・考え方を書くようにしています。

  いろいろ議論するにあたり直接資料にあたって検討する必要がある。
  厚労省の食品中の放射性物質の新たな基準値について、を紹介する。

基本的内容、注意すべき点は下記の諸点
食品から(のみの)内部被ばく線量を年5mSvから年1mSvに引き下げる(基準値をより厳格にする)。
乳酸菌飲料、発酵乳、チーズ牛乳に含まれない
乾燥キノコなど水で戻して食べる食品は、水で戻した状態で一般食品の基準値を適用する。
飲む状態で一般食品の基準値を、米ぬか、菜種油などを原料とする油油の状態で一般食品の基準値を適用。
米、牛肉、大豆、製造・加工食品について経過期間を設定する。
⑥「基準値上限の食品を摂取し続けることは想定し得ず」とあるが、これまでの「実績」から基準値超の食品を摂取し得ることは合理的に想定される。さらに検出器の検出下限を25Bq/kgに厚労省が緩めたので検出結果の信頼性が損なわれている。別のエントリーで触れたが、世界基準からは基準値の10分の1(100Bqなら10Bq)にしなければならなかった。

  ちなみに我が愛する反面教師農民のありくいくんは、相変わらず直接資料にあたっていない。ありくいくんは、コープふくしまを讃える記事の第24パラグラフでコメについて「いかなる経過措置もなく、いきなりです」とデマを流しておる~。農民が米について調べずに大声で叫ぶ、なんと滑稽なことであるか。
  コメントで教えてあげると、本文を書き換えた上お礼も言ってくれませんぉ。