福島・川内村へ宝探しに行こう ゲームで世界に安全PR(GPS利用); 東京新聞こちら特報部 | 男も女もすなる日記といふものを、オカマもしてみむとてするなり

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現在は原発事故に関連した記事が多いですが、どの記事にも自分なりの物の見方・考え方を書くようにしています。

  東京新聞こちら特報部(3月28日)で信じ難い記事に接した。
  2万Bq/kgのミミズが見つかり、それでも帰村宣言をした福島県川内村の話だ。GPSを使った宝探しゲーム「ジオキャッシング」を活用、村内各所に宝箱を隠し宝探しファンを呼び込んで活性化を図るという。

①東京のGPS専門店が川内村観光協会にアイデアを持ち込んで始まった
②カエルをモデルにした「モリタロウ」ストラップ、ステッカーなどささやかなお宝を隠す
③モリアオガエル繁殖地として知られる平伏沼周辺、詩人草野心平ゆかりの地など
④川内村は1月に帰村宣言をしたが、今も村民の9割が避難生活中
⑤「避難区域だった場所で、宝箱が設置されるのは初めて。村は安全な場所だ、ということをジオキャッシングの愛好者を通じて世界に発信したい」村観光協会井出茂会長

  完全に異常。
  避難区域だった場所で、村民の9割が戻らない場所で、除染すら出来ない「美しい自然」の中に宝箱を隠すなんて誰も考えないから、初めてなのは当然。
「川内村復興の願いを込めて木のうろに宝箱を隠す高橋さん(アイデア持ち込んだ人)」の写真は涙なくして見れない。