140万ベクレルのツバメの巣、2万ベクレルのミミズ、川内村の帰村、食物連鎖、私たちの運命 | 男も女もすなる日記といふものを、オカマもしてみむとてするなり

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現在は原発事故に関連した記事が多いですが、どの記事にも自分なりの物の見方・考え方を書くようにしています。

  140万Bq/kgのツバメの巣のニュースに接し、そういえば高線量のミミズが発見されたニュースがあったと思ってきーこさんのブログを検索したところ、ありました。いつもありがとうございます、きーこさん。(ブログサービスによりますが、このアメブロや座間宮さんのブログでもブログ内検索ができます)

  福島県川内村のミミズから2万Bq/kg、大玉村(原発から60km)では1000Bq/kg、只見町(同150km)では290Bq/kg。

  たねまきジャーナルからは小出助教の次の発言を紹介したい。
小出・・・私は放射性物質を取り扱って、かれこれ何十年かきている人間ですけれども、1kgあたり何万ベクレルなんていう放射能があると、殆ど私が使っているような測定器は、死んでしまうというのですかね、放射能が強すぎて測定が出来なくなるという位の・・・

水野・・・針が振り切れちゃって、使い物にならなくなるくらいなんですね。

小出・・・はい、そうです。そういうものですから「すごいなあ」と私は思います。

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  140万Bq/kgのツバメの巣が見つかったのは原発から3kmの場所だから、ふりそそいだ放射性物質が多いという事情もあるだろう。
  しかし原発からの距離を考慮して単純に100分の1にしても1万4000Bq/kgだ。これは8000Bq/kgを超えており、8000Bq/kgまで埋立処分ができるとされたゆるゆるの基準からしても国が処分する指定廃棄物のレベルだ。

  食物連鎖上位の人間、汚染されたコンクリートで作られた道路やマンション。
  ツバメの運命は、私たちの運命でもある。このままでは。