おはようございます
こちらの記事の続きです
4月にチームに入って野球を始め、毎日自主練して努力しているにも関わらず毎回監督に怒られまくり、一方で同い年のチームメイトがぐだぐだでも怒られないのが10ヶ月以上続き、
次男も私もそろそろ本当に辛くなってきていた先日。
いつものように放課後小学校のグラウンドに自主練に行くため車に乗っていました。その日は低学年は練習が無く、高学年(高学年には高学年の監督がいます)だけ練習のある日でした。
次男が突然、
「あ、そういえば、今日自主練したい人がいたら監督(低学年の)が相手してくれるってコーチが言ってた」
と言い出しました。
私「マジで!?早く言いなよ!小学校じゃなくてチームの練習グラウンドに行く!?」
次男「うん!そうして!早く早く!」
急遽行き先変更でいつものグラウンドに行くと、高学年の練習が向こうで始まっていましたが、低学年のグラウンドにはだーれもいません。
私「誰もいないじゃん。あんたの聞き間違いじゃない?」
次男「いや、絶対聞き間違いじゃない。監督に電話して!」
電話してみると、果たして監督が出て、
監督「やる気があるやつが連絡くれたら行ってやるよ~って言ってたんだけど、だーれも連絡せんから家に帰ったのよ。次男は今グラウンドにいるのか?それなら今から行ってやるから。」
私「ありがとうございます✨」
監督「待ってる間、そこの高学年のウォーミングアップに混ざっとけー」
私「はあっ!?
いやいやいやいや!!!!
ムリムリムリムリ!!!!
そんなこと恐ろしすぎてできません!」
うちの高学年チームは地域では強豪で、体の大きさもレベルも低学年とは全然ちがうんです。練習の厳しさや気合入りまくりの雰囲気も全然違う!!誰も冗談とか言ってないし、高学年の監督がめちゃくちゃ厳しいのは有名だし……
彼らが既に向こう側で
「整列ーーーーー!!!」
「ハイ!!!」
とかものすごい声で始まってるのに、こんなちびちびの2年生(の母)があのグラウンドのフェンス開けて降りていって
「あの〜…………ウチノコ、入れてください……」
とか怖すぎて絶対言えない!!!
すると監督、
監督「そんなら次男に言わせて!」
私「いやいや、次男だって無理ですって!!」
監督「良いから!!!高学年の監督には言えば分かるから!!(←え、何が) とにかく高学年に入って待っとけ!じゃーね! ブッッ」
あーーーーー
それから次男と二人で
「お前が行けよ」「いやだよ、お前が行けよ」
をやり合ってたら、偶然、高学年監督が荷物取りにグラウンドから一人出てきたので、次男に行くなら今だ!と無理矢理背中を押して言いに行かせました。
そんなこんなで、高学年のウォーミングアップに入ってキャッチボールからベースランニング練習までみっちりやりました。
次男すごい頑張ってました。先輩達も優しくて(チビだから)、「え、コレ何の練習?」みたいな時は「ベースのここに足をかけて!ホイッスル鳴ったらあそこまでダッシュして、また鳴ったら○○を確認しながらダッシュで戻って来るんだよ!」とかってさっと教えてくれたり、
次から次に「ハイ!!」って声上げてダッシュ、とかするとき「あれ、僕どこに入れば?」とかなったら(とにかく勢いとスピードがすごいのでオタオタするとか許されない)、すかさず前にいる先輩が「お前ここ入れ!!早く!!!」と入れてくれたり。次男も一生懸命声出して、他の先輩の迷惑にならないように必死で全力で走りました(だって次から次に来るから、後ろの先輩に追いつかれちゃったりなんかしたらすごい迷惑)。
でも次男、とっても楽しそうでした。何も笑いなんかないし、次男も笑顔ではないけどそういうことではなくて、
レベルの高い、本当に真剣にやってる先輩達の中に入れてもらって必死で全力出してやるのが嬉しくてわくわくして、自分も同じ様に真剣にできるのが嬉しくてたまらないというのがグラウンドの外から見ていても分かりました。
そうしている間に、グラウンドの近所に住んでる低学年の子(チーム唯一の女子)が犬の散歩しながらやってきました。
私「あら~、○○じゃん!今日自主練しないの?」
「え………うん。」
「でも見てたら○○も一緒にやりたくならない?」
「ええ~……………キツそうだからいい………」
なんて話してたら、グラウンドにいた低学年監督がその子に気づいて
「お前も自主練来い〜」って呼びました。
仕方なく彼女は家に犬を連れ帰って、道具持って来ました。
そこで次男は高学年をおいとまして、低学年グラウンドで監督が一対二で指導してくれたんですが、そこからが問題でした。
監督、彼女にすんごい優しい………
いろいろできてないことを指摘はするけど、言い方がホントに優しい………
かたや次男はいつも通りめっちゃ怒られ口調。
ちなみに彼女は3年生。次男より上ですよ。そして申し訳ないけど、投げるのも捕るのもバッティングもなんなら次男の方がちゃんとできてますよ………
子供達と監督で3人しかいないので、彼女と次男の対応の違いが強烈に分かりまくりました。
やがて練習はバッティングになったんですが、
彼女がカゴいっぱい打つ間、次男はボールが飛んでいく辺りで「お前はそこで守備やっとけ」と言われました。
でも明らかに、近距離すぎて守備とかできない。そして危ない。今日は自主練だからヘルメットも持って来てませんでした。
近すぎてどうせ捕れないし危ないから横に避けてて!!って私が何度か言ったんですが、なぜか次男はどうしてもそこから動きませんでした。飛んでくるボールを危なっかしくよけながらボール拾いしていました。
そして。
次男の顔面(とっさに顔をそむけたので、多分頬骨辺り)に直球でボールが当たりました。顔を押さえて立ち止まる次男。
監督はその女子に優しくフォームの指導をしていて、彼女が「あっ!!」って言って次男を見たから監督も次男を見ました。そして顔を押さえてううっと立っている次男に気づくと、
「おーまーえ、
何でそんなとこに立っちょるかーーーー!!!」
と怒鳴りました。
結局次男は特にひどくケガしたりもなく、グッとこらえて「別に大丈夫です!」と再び練習を続けましたが、その後はもう本当に機嫌が悪かったです。
私もその後はその日の自主練が終わるまで、泣きたい気持ちでした。
今日自主練したいって言ったの、次男です。
誰もやる子がいなかった中で、次男だけが連絡したんです。
彼女なんて「キツそうだからやりたくない」って言ってたんです。
それなのに。
子供が頭部に直球が当たっても怒鳴られて、それでも私は我慢しないといけないでしょうか。監督に物を言ったりしたら、口出しする恥ずかしい親でしょうか。
次男ができてないから怒られてるだけなのに、それは棚に上げて無反省に逆ギレするなんていけない。ひいきだと思うなんて、モンペすることだ。
そう思ってずっとずっと我慢して次男と頑張ってきましたが、まだ足りないでしょうか。
いえ、もう、これはもう本当に、一度話をしても良い、母親としてもう我慢の限界だって言って良いと思いました。
続きます。次が最後です。