旧ドラ 第41話・第44話 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

日本テレビ版ドラえもん ・ 第41話 「宿題お化けが出たの巻」(画像)

1973年 ドラえもん変顔ドラえもん(日テレ版)セル画 のび太1973年 のび太 セル画ここは、東京の郊外にある下崎闊(しもさき・ひろし)さんの自宅だ。虫プロダクションで手塚治虫の秘書をした後、日本テレビ動画というアニメ会社で「日テレ版」の制作主任として、発注やスケジュール管理を取り仕切っていた。

下崎さんは「日テレ版」のフィルムを会社から購入して、自宅に秘蔵していたという。そのフィルムを保存用にDVD化したものを2017年11月、個人的に見せてもらった。

日テレ版は、現在のテレ朝版とはテイストがかなり違う。のび太は悪ガキっぽいし、ドラえもんは間が抜けている。ドタバタギャグだ。

視聴率低迷のテコ入れのためか、第1クール(1〜13回)と第2クール(14〜26回)でドラえもんの声優が男性から女性に代わっているのが特徴だ。前半は『平成天才バカボン』の「バカボンのパパ」を手がけた富田耕生。

2クール目からは後に『ドラゴンボール』の孫悟空の声で親しまれる野沢雅子に声が変わり、ボーイッシュで元気なキャラになった。

ジャイアンは体格が良くて力持ちだがガキ大将っぽくない。むしろ裕福な家に住んで威勢がいいスネ夫が子供の間で威張り散らしていた。

さらにジャイアンの声を担当しているのは、テレ朝版でスネ夫を担当した肝付兼太のため、注意してみていないと、どっちがどっちの台詞なのか混乱してしまうことが必至だ。


日本テレビ版ドラえもん・第44話 「まんが家修行の巻」(画像)