
定山渓駅は、かつて北海道札幌市南区の定山渓鉄道線にあった駅である。定山渓温泉の玄関口であったが、定山渓鉄道線の廃線により1969年(昭和44年)に廃駅となった。定山渓鉄道線電化の際、木造2階建ての二代目駅舎が初代から70 m東寄りに移設された。二代目駅舎は立派な建物だったので、大型の台風が襲来したときは近隣住民の避難場所となった。
1929年(昭和4年)10月25日:定山渓鉄道線電化。この頃、二代目駅舎が竣工。
1969年(昭和44年)11月1日:定山渓鉄道線廃止に伴い廃駅。
1976年(昭和51年):駅舎解体。
現在は「定山渓スポーツ公園」に跡地としての案内板を残すのみとなっている。
