



開業当初は当時の公社社長が堤清二と縁があり公社は西武百貨店へ出資を仰いだ。施設やテナント出店のコンサルティングを引き受け、西武百貨店自体も外商部を出店していた。
その後、バブル崩壊を契機に年々売上が縮小。西武百貨店の経営離脱やテナントの相次ぐ撤退に至り、一時入居テナントは公共施設と「釧路MOO市場」(地場系の水産店と土産物店・飲食店など)のみとなった。
その後、空き区画にハローワークや釧路市役所の一部部署を移転させた「MOO内庁舎」、テナント区画を数坪程度の面積に小分けさせた屋台街イメージの飲食店フロアを作るなど、施設の空洞化を防ぐ試みが実践されている。
幣舞橋に程近い建物にNHK釧路放送局とSTVがお天気カメラを設置しており、北海道ローカルの情報番組では幣舞橋と対岸のMOOの風景が日頃流されている。
不遇にも、釧路市や道東で震度4以上の地震が発生すると、全国ニュース(災害報道など)で幣舞橋とMOOが映された「地震の様子」の映像が放送されることが多い。
フィッシャーマンズワーフ郵便局(局番 92083)は、フィッシャーマンズワーフMOOの1階に入居している。
〒085-0016 北海道釧路市錦町2-4-3
駐車場なし、1989(H1)年7月14日開設、1995(H7)年2月10日に訪問
