



さっぽろ駅は現在、線路に両側を挟まれた「島型ホーム」で、真駒内方面行きと麻生方面行きの列車の乗降客が共用している。新設ホームは現在のホームの東側の壁を壊して設置する。
新ホームは真駒内方面行きの利用者専用、現行ホームは麻生行きの利用者専用になる。真駒内行きの列車のドアの開閉は進行方向左側に変更、右側ドアからは乗降できないようになる。
さっぽろ駅の1日平均乗車数は5万7千人(17年度)で市営地下鉄全49駅で最多。市交通局は「スーツケースを引く外国人観光客も増え、朝夕のラッシュ時の混雑時は、駅員を増員して通行整理している」と話す。工事後に両ホーム北側にエスカレーター新設。JR札幌駅に近い北改札口へ向かう場合、現在は階段のみだが荷物を持った観光客や高齢者に配慮する。
さっぽろ駅の地上部分は旧札幌西武跡地(中央区北4西3)で、家電量販店ヨドバシカメラ(東京)など地権者による準備組合が再開発を進めている。市は建設予定のビルと同駅の直結も想定しており、今後協議を進める方針だ。
北海道新聞の記事より引用
