


司会は山城新伍で、解答者は毎回オーディションで選ばれた3人の一般視聴者と6人の芸能人が務めた。芸能人解答者には名高達郎、クロード・チアリ、芹沢博文(将棋棋士)、中尾ミエ、デヴィ・スカルノ、せんだみつお、高見知佳、島田紳助、成田三樹夫、山下規介がいた。
当初はアシスタントとして出演していた川島なお美も、後期には解答メンバーに加わっていた。また小倉智昭がオープニングの解答者と司会者紹介のナレーションを担当した。
参加する視聴者のオーディションはプロデューサーの常田久仁子が自ら行っていた時期がある。日曜の午後1時から5時頃まで全国から集った約100名の中から毎週3名の出場者を選ぶ。
オーディションはスタッフ・局にとっては非常に負担がかかるもので、2万通の応募ハガキの中から100名を選び出して東京に呼び出し参加者の宿泊費と交通費はフジテレビが負担した。
100名集まったといって必ずしも3名が選考されるとは限らず、10名採用されることもあれば、1人もいない場合もあった。非常に応募者が多く番組も6年にわたって放送されたため、娘時代に応募した人が出演した時には結婚して赤ちゃんを抱いてきたというエピソードすらあった。
収録はぶっつけ本番。常田は問題を出すだけで山城が中心となって進行。ゲームという形だがトーク番組に近く、司会者と特色のあるタレント、そして参加している視聴者の言葉のラリーが中心となる。山城はアドリブが得意だったため、シナリオの必要は全くなかった。
オープニングでの解答者紹介のナレーションでは、出演者名のあとに先週までの正解率を「○割○分○厘」という具合に紹介し、解答者席のネームプレートの下にある数字の回転ボードが回転して表示されるセットであった。
