


これまでのクイズ番組の司会者は司会者席に座っての方式が多かったが、関口は司会者席には座らずタイピンマイクを付けてスタジオを回ったりする方式の司会をした。これは今後のクイズ番組やバラエティー番組にも影響した。
また観客の「ある!ある!ある!」の声援も定番のフレーズに。絶対に正解になりえない珍答をした時でも、観客は一瞬の間の後「ある!ある!ある!」と声援を送っていた。
出題は関口自身が読み上げる。関口は問題を読み上げるためのカードを持っているために問題自体は知らされているが、たとえ答えを知っていても本当の正解や正解の順番は何番目にあるのかは一切わからない。そのため、答えの展開によっては関口の意外な表情も見られた。
オープニングのトークは関口メモと書かれた二つ折りの紙を見ており「トラベルチャンス」の時に関口が正解を確認する際はフロアディレクターが持つカンニングペーパーを見ている。
番組の特色として、橋本テツヤのナレーションによる番組進行が売りであった。番組のタイトルコール、出場チームの紹介・進行役の紹介、冒頭の提供読み、宿題クイズの応募のお知らせ、トラベルチャンスの説明、番組のエンディングの挨拶、視聴者プレゼントのお知らせもナレーションの橋本が一括して担当していた。
これは番組構成上、番組進行と収録を円滑に行い、司会の関口が進行役、橋本が屋根裏のアナウンサーという体裁をとっていたことやマンネリ化を打破、更には関口への負担を軽減するためであった。したがって橋本が実質的に総合司会的な役割を持ち、関口は番組のタイトルコール、出場チームの紹介・進行役の紹介や番組のエンディングでの締めの挨拶は一切していない。