赤い欄干に夕暮れの杉の大橋 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

杉の大橋 二の丸側
杉の大橋 二の丸側

杉の大橋 説明板杉の大橋 周辺地図弘前城二の丸と三の丸を分ける中濠に架かるのが杉の大橋。杉を用いたので杉の大橋と名付けられました。文政四年(1821)に中濠の両側が石垣になると共に、檜材によって架け替えされた際に欄干と擬宝珠が付けられたそうです。

杉の大橋は高い橋桁が特徴的です。この橋は、戦になると敵の侵入を防ぐため壊される架け橋でした。そのため壊すにしても焼き払うにしても、柔らかく燃えやすい性質を持ったスギが用いられたと思われます。

戦が無くなった現代では、中濠観光舟が中濠を行き交います。前のブログで紹介した二の丸東内門近くにある乗り場から杉の大橋まで中濠観光舟が往復します。

最近では女性が船長となって観光舟を一本の長い棒で操っています。秋の運行は人気がないのか、女性船長に観光客が二人と言う組み合わせが多いです。杉の大橋まで観光舟が行き交うのも、高い橋桁が杉の大橋を支えているから。目視でも5m以上は橋桁の高さがあると思います。

杉の大橋 三の丸側
杉の大橋 三の丸側

杉の大橋 高い橋桁
杉の大橋 高い橋桁