


杉の大橋は高い橋桁が特徴的です。この橋は、戦になると敵の侵入を防ぐため壊される架け橋でした。そのため壊すにしても焼き払うにしても、柔らかく燃えやすい性質を持ったスギが用いられたと思われます。
戦が無くなった現代では、中濠観光舟が中濠を行き交います。前のブログで紹介した二の丸東内門近くにある乗り場から杉の大橋まで中濠観光舟が往復します。
最近では女性が船長となって観光舟を一本の長い棒で操っています。秋の運行は人気がないのか、女性船長に観光客が二人と言う組み合わせが多いです。杉の大橋まで観光舟が行き交うのも、高い橋桁が杉の大橋を支えているから。目視でも5m以上は橋桁の高さがあると思います。

