養生幼稚園・絵師 三浦 吞龍



YouTubeの動画では、本町ねぷた愛好会の背後に養生幼稚園のねぷたが続きます。位置づけは前ねぷたで、園児の年長組が太鼓を叩きます。弊ブログ管理者は、この幼稚園を昭和48年春に卒園しました。なので養生幼稚園ねぷたが運行されると人一倍感慨深いものがあります。
養生幼稚園と本町ねぷた愛好会は、いずれも三浦呑龍絵師が描きました。津軽錦絵協会会長でねぷた絵が一番上手い方です。養生幼稚園の園児にとって幸運なのは、ねぷた囃子で太鼓の練習をしている時に三浦吞龍絵師がねぷた絵を描きに来てくれることです。
園児は太鼓のお囃子の練習が終わると、養生幼稚園のねぷた絵を描いている三浦吞龍絵師の間近で制作風景を見守っています。この中から、またねぷた絵師が出てくることを期待します。
ちなみに弊ブログ管理者が園児だった時代は、三浦吞龍絵師が高校生だったので制作風景が見られなかったです。確か故・阿部義夫絵師が先代の養生幼稚園でねぷた絵師だったと思います。三浦呑龍さんが養生幼稚園のねぷた絵制作を始めたのは1976年(昭和51年)からです。

