1961年2月15日の皆既日食 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

BARRABÁS (1961) eclipse

1961.2.15の皆既日食イエス・キリストの処刑イエス・キリストの処刑イエス・キリストの処刑ポンテオ・ピラトは、過越祭の慣習に従ってナザレのイエスかバラバのどちらかを釈放することを申し出ます。赦しのために集まった群衆はバラバを選び、イエスは磔刑を宣告されます。

友人の元へ戻ったバラバは、恋人のラケルを尋ねる。彼の友人たちは、レイチェルがキリストに従うようになったことを彼に知らせます。レイチェルはすぐに戻ってきますが、バラバに会うと二人は取っ組み合いのケンカになります。

バラバはイエスの磔刑を目撃。イエスが死ぬと空は黒くなり、バラバは動揺します。彼はキリストの遺体が墓に封印されるのを見ます。

三日目の朝、バラバは墓が開いているのに気づきます。レイチェルはキリストがよみがえったと告げるが、バラバはそれは幻想か、信者たちが体を盗んだのだと言う。彼は使徒を訪ねる。彼らはイエスがどこにいるのか知りませんが、イエスがよみがえったと信じています。

1961年2月15日の朝8時半にイタリアのフィレンツェで皆既日食が見られました。Barabbasと言う映画を製作中に映画セットのカメラマンAugusto Di Giovannniが撮った写真です。

この皆既日食帯は、フランスのビスケー湾から始まりました。ヨーロッパ南部を横断するように皆既帯は移動します。ロシアのウラル山脈を横断した皆既帯は、タイミル半島の付け根で終了。当時は東西冷戦下だったので、西側諸国しか皆既日食の観測記録が残っていません。

映画のセットやエキストラと相まって、実に幻想的な風景に仕上がっています。写真の中央に極大期型のコロナが2分間だけ広がり、両脇には月の本影錐が映っています。

1961.2.15の皆既帯
1961.2.15の皆既帯

1961年2月15日の皆既日食シミュレーション
1961年2月15日の皆既日食シミュレーション

1961年2月15日の皆既日食帯地図
1961年2月15日の皆既日食帯地図