Barabbas eclipse | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

Barabbas (1961)

Barabbas 1961Barabbas 1961『バラバ』は1961年制作のイタリア・アメリカの合作映画。イエスキリストの処刑と引き換えに赦免されたバラバのその後を描いたペール・ラーゲルクヴィストの小説を原作に映画化。

2000年前のエルサレム。盗賊の親玉バラバは獄中の身にあったが、罪人を1人裁く代わりに別の1人の罪人を釈放するという、年に一度のユダヤ民衆の慣習によって、イエス・キリストと引き換えに釈放されることになった。

自由になったバラバはかつての愛人ラケルと再会するが、彼女は既にキリスト教の信仰に目覚めており、バラバにも改心するよう諭すが、彼はそれを拒否し、キリストを口汚く罵る。

やがてラケルが他のキリスト教徒たちと共に捕えられて処刑されると、バラバは荒れて再び捕えられ、シチリアの硫黄鉱で強制労働に従事させられる。有毒ガスの渦巻く地獄のような労役を生き抜いたバラバとキリスト教徒のサハクは州総督の計らいで剣闘士養成所へ入れられる。

サハクが闘技場で相手を殺すことを拒んだため反逆罪に問われ、隊長のトルヴァドに処刑。怒ったバラバはトルヴァドと対決、彼を倒した。

皇帝の命によって自由人になったバラバがサハクを葬った直後、ローマの炎上が始まった。バラバはこのとき「今こそ古きものを焼き払うのだ」という神の声を聞いたように思い、狂ったように火をつけて回り、三度捕えられた。多くのキリスト教徒と共に十字架にかけられたバラバは、静かに神に祈り、処刑されるのだった。

キリストが磔刑された描写は、1961年2月15日に実際の皆既日食の最中に撮影されました。実写で皆既日食を映画のワンシーンに使うなんて大した映画です。皆既日食が起こる時間と太陽の位置と方角を計算していないと、ここまでの描写が撮られなかったと思います。

Barabbas Eclipse
Barabbas Eclipse