新紙幣の製造行程を初公開 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

20年ぶりに変わる 新しい1万円札の製造工程メディア初公開

新紙幣10000新紙幣10000新紙幣5000新紙幣5000新紙幣1000新紙幣100020年ぶりに変わる新1万円札の製造工程がメディアに公開されました。次々と印刷されていくのは20年ぶりにデザインが変わる新しい1万円札。

20枚ごとに大判で印刷された1万札は、500枚重ねの状態でお札のサイズに切り分けられ、最終的に40億円ごとにまとめられます。渋沢栄一などが描かれたこの新しい紙幣の特徴は、偽造防止の工夫です。

「こちらのホログラム、見る角度によって肖像の向きが変わって見えます」肖像が立体的に見える3Dホログラムがお札に使われるのは世界初で角度によって回転して見えるのが特徴です。

現行の「すき入れ」に加えて、新たに高精細なすき入れ模様を採用しました。肖像の周囲に、緻密な画線で構成した連続模様が施されます。

潜像模様は、お札を傾けると、表面には額面数字の「10000」、裏面には「NIPPON」の文字が見えます。パールインキは、お札を傾けると、左右両端の余白部分にピンク色の光沢が見えます。

お札の肖像部分などの主な図柄は、凹版印刷という印刷方式が使われています。額面数字や識別マークには、特にインキを高く盛り上げる「深凹版印刷」が使われ、触るとざらざらした感じがあります。

マイクロ文字は、「NIPPONGINKO」の微小な文字が印刷されており、カラーコピー機などでは再現が困難です。紫外線を当てると、表面の印章(日本銀行総裁印)や表裏の図柄の一部が特殊発光インキで発光します。

彩紋(お札に描かれている幾何学模様)は、「工芸官」という専門職員が、最新のコンピュータシステムを用いて描いたものです。

7月3日にいよいよ「改刷」=お札が変わります! 新紙幣に詰まった最新技術