あどはだりする道明寺 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

大阪屋 道明寺餅
大阪屋 道明寺餅

大阪屋 道明寺大阪屋 菓子化粧箱和菓子屋が多いのは城下町の特徴です。特に青森県弘前市は江戸時代からの城下町なので、400年以上の長い歴史と史実が残っています。

大阪屋は寛永7年(1630年)に創業。394年の歴史を持つ北東北でも指折りの老舗和菓子屋です。金色に輝く看板を始め、お店に入った瞬間タイムスリップしたような感覚が味わえます。

大阪屋初代のご主人は、豊臣家の家臣でした。大坂冬の陣、夏の陣で豊臣家が徳川家に敗れて滅んだことをきっかけに縁故を頼り弘前の地に訪れたそうです。

その後、御菓子司 大阪屋を弘前市本町で創業。津軽藩御用達の御菓子司として仕えたとされています。今も店内には津軽家の家紋である牡丹(螺鈿細工)が彫り込まれたタンスにサランラップで包まれた和菓子を入れて販売しています。

毎年2月中旬から3月中旬まで売られている道明寺が大好きで、2月中旬に開催される弘前城雪燈籠まつりには大阪屋の道明寺を買うために来ているようなモノです。

2024年は既に年度内の有給休暇を使い果たしたので、弘前城雪燈籠まつりには行かれなかったです。昨年に引き続き実家から送ってもらった道明寺をご覧ください。

道明寺は大阪屋指定の菓子化粧箱に10個入りで入っていました。道明寺を包む塩漬けの葉桜も食べられますが葉桜で食感を損ないたくないので、敢えて葉桜を外してから食べています。

一つ食べてしまったらあどはだりして、道明寺を10個全て平らげてしまいました。ちなみに2021年は1個130円でしたが、現在は1個162円で販売されています。高くなりましたね。

御菓子司 大阪屋
御菓子司 大阪屋