パノラマ太陽系 木星 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

パノラマ太陽系 木星

パノラマ太陽系 太陽パノラマ太陽系 木星パノラマ太陽系 松井孝典さん木星は太陽系にある惑星の1つで、内側から5番目の公転軌道を周回している第5惑星。太陽系の中で大きさ、質量ともに最大の惑星である。

太陽系の中で、木星は太陽に次ぐ重力中心であるが、半径比は10%に過ぎない。それでも、その質量は太陽系の木星以外の惑星すべてを合わせたものの2 - 2.5倍ほどに相当する。

そのため太陽 - 木星系の重心は太陽の内部ではなく太陽半径の1.068倍の位置に相当する太陽表面にある。太陽系全体の重心への寄与は木星が49%、土星が27%で、主にこの2惑星の位置によって太陽系の重心は太陽内部に出入りする。

木星が恒星として輝くには水素を中心として現在の75 - 80倍程度の質量がなければならないが半径で30%大きければ赤色矮星になり得た。

木星は太陽輻射で受ける熱よりも多い熱量を放射している。木星表面の温度は 125Kであり、これは太陽光エネルギーだけで計算される温度102Kよりも高い。この差は木星内部で生成される熱によるものであり、太陽から受けるエネルギー量に匹敵する。

この熱の一部は、ケルビン・ヘルムホルツ機構と呼ばれる断熱過程で生じるもので、この過程によって木星は年間2cmずつ縮んでいる。逆に、誕生時の木星は現在の2倍程度の大きさがあったと考えられる。

2009~2010年の木星
2009~2010年の木星