パノラマ太陽系 水星 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

パノラマ太陽系 水星

パノラマ太陽系 皆既日食パノラマ太陽系 水星Mercury1980年8月中旬、視聴率30%を記録したパノラマ太陽系。当時小学校6年生で多感な時期にストレートで押してきた連日のサイエンス番組に釘付けとなった弊ブログ管理者は、6日間全てリアルタイムで視聴して今でも当時録画したビデオテープを持っています。

あれから早43年、映像技術の進歩で水星の表面も鮮明に見られるようになりました。水星探査機メッセンジャーが撮影した水星をご覧あれ。

太陽系で最小の惑星が、水星である。水星の赤道面での直径は4879.4 kmと、地球の38パーセントに過ぎない。木星の衛星ガニメデや、土星の衛星タイタンよりも小さい。

地球から水星を観測する場合、水星は太陽に非常に近いため、日の出直前と日没直後のわずかな時間しか観測できない。地球と水星と太陽の位置関係によっては、たとえ望遠鏡を使っても観測は難しい。

これは地球から見た太陽と水星との離角が、最大でも28.3度に過ぎないため。天球上での見かけの明るさは−0.4等から5.5等まで変化して暗く見える時期には、より観測が難しくなる。

1974年にNASAの探査機であるマリナー10号が初めて水星へ接近。マリナー10号による観測によって水星地表の4割強の地図が作成できた。

この際に撮影された写真から水星の表面には多数のクレーターが有り、地球の衛星の月と類似した環境だろうと考えられた。地球からの直接観測だけでなく、地球から水星へと探査機を到達させる事も比較的難しいため、21世紀に入っても依然として判らない点の多い惑星である。

メッセンジャーが撮影した水星
メッセンジャーが撮影した水星