

番組の進行役にアメリカ航空宇宙局(NASA)から帰国して間もない松井孝典を起用したことに関しては、新進気鋭の若手研究者に総合テレビへの出演の機会を提供するのはかなり思い切った試みであったとし、テーマ曲の次にこのシリーズを特徴づけたとしている。
松井孝典によれば「1980年当時のNHKの科学番組部では、総合テレビのゴールデンアワーにサイエンスをやりたいという悲願があるようだった」といい午後7時のニュースの後に番組を放送したところ視聴率が30%に達したという。
ナレーションを担当した槇大輔は、「ゴールデンアワーに宇宙ものを一週間ぶち抜きで放送することは、当時としてはNHKにとってもセンセーショナルな出来事であり、印象として強烈に残っている」と語っている。
