高橋ユキヒロ 5 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

Sadistics Ready to Fly Long Edit

イケメン 高橋 幸宏高橋幸宏 若い頃高橋 幸宏 若い頃A.ビートルズの影響で、サイケデリックになっていきましたね。オーダーでマオルック(スタンドカラーのジャケット)をつくったりして。『マジカル・ミステリー・ツアー』(67年)でポール・マッカートニーが着ていたような編み込みのベストを母親に編んでもらったり。あれは全部アンティークというか古着なんですよね。

Q.幸宏さんに、サイケな格好をしているイメージはありませんよね。昔の写真を拝見しても。

A.ペーズリーのシャツとか、着ていた時期はあります。写真では残ってないですけどね。

Q.幸宏さんが通っていらした立教高校は制服だったのですか。

A.制服です。小学校から制服で、中学が学ランで高校も同じでした。夏服になるとグレーのジーンズをはいて学校に行っていましたね(笑)。白のシャツにグレーのパンツと決まっていたんです。朝のチャペルの授業(立教はクリスチャン向けの教育機関)が嫌だったんですよね。

なんでチャペルが嫌かというと、教師が一番後ろで見ていて、襟足の長さをチェックするんですよ。それで長いと怒られる(笑)。だからできるだけ遅れてチャペルに入っていって、遅刻してソーッと横のほうに立っているようにしていました。もう、教師と追っかけっこですよ。大らかな時代でしたね。

Q.60年代、70年代の終わりまではロック・ミュージシャンは長髪が当たり前で、パンク、ニュー・ウェイヴの登場で髪を切った方も多かったですよね。幸宏さんのヘアスタイルの変遷は、どうだったのでしょうか。

A.19か20歳くらいの時、ミカ・バンドに参加する前にロンドンに行っていた頃、長髪にしていました。ミカ・バンドの時は刈り上げていましたから。「殿下」というあだ名で呼ばれていて(笑)それはロンドンでよく見かけたおじさんの影響なんですよ。

今思うと20代だと思うんですが、丸メガネをかけていて、いつもアンティークな服を着ていた人がすごくカッコよくて。その人が刈り上げていたから、トノバンと2人で「刈り上げよう」と(笑)。ロンドンの最先端のファッションに影響されて二人とも切っちゃいました。トノバンはグリーンとかオレンジの長髪でしたが、いきなりバッサリ切って普通になっちゃいましたね。

記憶の記録より写真と記事を引用

高橋幸宏の若い頃
高橋幸宏の若い頃