


A.僕が高校生の頃、風林火山主催のダンス・パーティ(キャンドルライト・パーティ)で大学生だった細野晴臣さんに初めて会った時、長髪だったんです。ヒゲもあって。
それでホワイトジーンズをはいていた。くるぶしくらいまでの。でもソックスはアイビーの感じだったんですよ。それを指摘したら、すごく嫌がられた記憶がある(笑)。「生意気な高校生だな」と。
Q.幸宏さんはどういう格好をしていたのですか
A.僕もホワイトジーンズとかをはいていたんじゃないですかね。当時、カッコよかったのは、Leeのピケのホワイトジーンズ。上野のアメ横で探して買いました。
僕も中学2年くらいからアイビーでしたね。それ以降、高校1年にかけて、日本のメンズ・ファッションの王道はずっとVANだったんです。
みゆき族(VANの服に身を包み、銀座のみゆき通りに集まる若者達)なんて言葉もありましたし。兄貴達の世代が一番影響を受けていると思います。兄貴の友達は皆VANの袋を持っていましたね。袋にアイロンかけていた時代ですから(笑)
その後JUNも知られるようになってJAZZとかエドワードも続き、そんな中でMR.VANが登場したんです。MR.VANはヨーロピアンな感じで、当時はコンチ(コンチネンタル)と呼ばれていましたね。僕がハマったのは高校2年くらいかな。
記憶の記録
より写真と記事を引用
