弘前城雪燈籠 本丸 鷹丘橋 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

弘前城本丸 鷹丘橋正面
弘前城本丸 鷹丘橋正面

二の丸下乗橋 工事通行止め告知 弘前城跡 弘前城二の丸地図 北の郭から鷹丘橋を通ると本丸に着きます。鷹丘橋は内濠を隔て本丸と北の郭に架かる橋。

橋の表記に鷹丘橋と漢字で書かれたのが北の郭から本丸の南方向に進む道で、たかおかばしと平仮名で書かれたのが本丸から北の郭に進む北方向の道となります。

弘前城は1628年(寛永5年)に改称される以前、鷹丘城(高岡城)と呼ばれていました。 鷹丘橋という名は、由緒ある城の旧名にちなんだものと思われます。

この橋は1670年(寛文10年)、4代藩主信政が母の屋敷のある北の郭を行き来するために架けたとされます。 藩政時代は、敵の侵入を防ぐため、戦時には壊される架け橋でした。

北の郭の舘神跡近くから鷹丘橋を眺めると杉の大橋や下乗橋と異なり、橋げたが低いのが特徴です。これは、弘前公園の敷地全体が南から北に向かって緩やかに傾斜しているためです。

本丸の高台から鷹丘橋を眺めると、本丸と北の郭の標高差がよくわかります。鷹丘橋から本丸に向かうには、左右の急な階段を昇らなければなりません。これも本丸に攻め込む敵の攻撃を少しでも遅らせるように作られました。

今月末まで下乗橋の工事が行なわれ閉鎖されるので鷹丘橋が唯一本丸へ向かう道となります。

ちなみに西の郭から坂を上ると橋を通らなくても陸伝いで本丸まで行くことができます。本丸に着いたら南口券売所があるので、冬場以外はそこで有料施設の入場料金を支払います。

弘前城本丸 鷹丘橋 東方向
弘前城本丸 鷹丘橋 東方向

弘前城本丸 鷹丘橋 西方向
弘前城本丸 鷹丘橋 西方向