



この堰は、亀紺(きこん)橋の真下を抜けて細い水路へ西濠の水が流れます。水路へ流れる水の音が常に轟音を響かせます。
水路から水の流れですが、そのまま岩木川へ流れます。弘前を流れる岩木川は西から北の方角へ斜めに流れているので、この水路が真っ直ぐ北に延びて岩木川と合流します。
亀紺橋から南を見ると、遠くに春陽橋が見られます。桜の季節などは人々が常に動いているので動画を撮影していても絵になる場所です。
夜はライトアップされるので、人々のシルエットとソメイヨシノのピンクが絶妙な景色を演出しています。
亀紺橋の西隣には、旧・弘前市消防団西地区団第四分団消防屯所があります。要するに使われなくなったかつての消防署です。
かつての消防署は、昭和8年頃に建築されました。高さ14.3mの火の見櫓が特徴的な洋風建築です。旧・消防署は老朽化により2012年に改築されて、外観は大変キレイになりました。
先日寺山修司の特集を組みましたが、修司の父親がこの消防署に勤めていました。近所に寺山修司の実家があり、青森県弘前市紺屋町35番地で生まれたのです。その後、青森県内を転々としたので、寺山修司の出身は青森県三沢市となっています。
次の記事は、亀紺橋から春陽橋に向かって進む道の景色をご紹介しますね。
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