約40年前の組ねぷたが弘前に平維茂紅葉狩 俯瞰津軽凧(たこ)絵の第一人者でねぷた絵師の故吉谷津山(よしたに・つざん)さん(本名・彦衛、1915~86、青森県卓越技能者)が、晩年の1980年代前半に制作した、竹で骨組みした弘前ねぷた「平惟茂(たいらのこれもち)紅葉狩」が、吉谷さんの地元弘前市内で保管されていたことが2021年8月3日に分かった。関係者によると、40年ほども前の来歴が分かる組ねぷたが原形のまま残っているのは珍しい。2021年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、弘前ねぷたは中止。「弘前ねぷた300年祭」の年に当たる来年に向け、関係者は「節目の盛り上げに活用できれば」と期待している。Web東奥より写真と記事を引用平維茂紅葉狩 和紙で修復