



神奈川県藤野町にある通称『山の目』は、昭和63年に高橋政行さんによって製作されました。その巨大な目は、自然破壊防止のためのシンボルとして作られたそうです。
以下芸術の道パンフレットから引用
見慣れた山が突如目を覚まし、変貌する下界にメッセージを送る。春のうららかな日よりの中から、あるいは夏のきらきらと輝く新緑、真赤に燃える紅葉の中から、そして静寂の雪に眠る。四季の移ろいとともに送られる無言のメッセージに、人は何を感じるのだろうか。
「山の目」。夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色の中に目があり、季節によって違う表情が見られます。目があると、まるで山がひとつの生き物みたいです。夜な夜な動き出すんじゃないか…と思いました。
このアートめぐりの起点は、中央本線の藤野駅から。クルマの場合は、藤野駅周辺の市営駐車場を利用するのがおすすめ。高速道利用の場合は、相模湖インターで降り、そこから藤野駅までは10分ほど。
藤野駅には、「ふじのね」という観光案内所があります。まずはここで地図を確認したり、藤野の情報をチェックしましょう。
藤野にはたくさんのアートスポットがあるのですが、その代表が“芸術の道”です。芸術の道には彫刻やオブジェなど約30点のアート作品が野外に展示されていて、歩きながら自由に鑑賞することができます。
芸術の道沿いには自動販売機や売店はありませんので、駅や観光案内所で飲み物や食べ物を調達しておくのがおすすめです。歩く速度や観賞時間によると思いますが、1周約2時間ほどかかるそうです。
ゆっくりと観たい方は、3時間くらいみておいたほうが良いかもしれません。道は舗装されていますが、坂がありますので歩きやすい靴や服装をおすすめします。