月曜ロードショー 荻 昌弘 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

荻昌弘・映画解説 「ロッキー」

荻昌弘・映画解説 「ロッキー」 荻 昌弘(1925年8月25日 - 1988年7月2日)は映画評論家、料理研究家、オーディオ評論家。月曜ロードショーの解説者を長年務め、その落ち着いた語り口から、淀川長治、水野晴郎と並んで名解説者として知られた。

解説 荻 昌弘 物心つく前から映画を愛し、浅草で35ミリの名作映画のフィルムの断片を買い、映写機で壁に映し出して喜んでいた。小学校時代には榎本健一やジョニー・ワイズミュラーや大河内傳次郎に夢中になり、学校からの帰りには映画館のポスターを一字残らず暗記して帰るほどだったが、職業軍人である父からは映画鑑賞を厳禁され、古本屋で買ってきたスター名鑑を庭に叩きつけられた上「家を出てゆけ」と言われたこともある。

1948年の『映画評論』に「論壇時評」を書くなど、大学時代から映画評論の仕事を開始。1951年(昭和26年)、新制東京大学卒業。

1970年(昭和45年)4月から1987年(昭和62年)9月までTBSテレビ『月曜ロードショー』の初代解説者を務め、同番組終了後、1987年10月から同局の火曜日の『ザ・ロードショー』の解説者を務め、没年の5月に体調不良で休むまで続けた。落ち着いた雰囲気で視聴者に語りかけるスタイル、そして映画が始まる前はストーリーには極力触れず、出演者やスタッフにまつわる話に絞った解説はおしなべて好評であった。

1988年(昭和63年)春から体調を崩し入院していたが、同年7月2日8時56分、肝不全により順天堂病院で死去。62歳没。墓は西日暮里の本行寺にある。没後、蔵書類は遺族から京都文化博物館に寄贈され、「荻昌弘文庫」として保存されている。

荻昌弘・映画解説 「華麗なる賭け」