亜寒帯湿潤気候 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

亜寒帯湿潤気候(Df)の世界的な分布
亜寒帯湿潤気候(Df)の世界的な分布

アラスカ・フェアバンクスの樹氷・・・管理者が1992.1.6に撮影亜寒帯湿潤気候はケッペンの気候区分における気候区のひとつで亜寒帯(冷帯)に属する。

この気候は北半球の北緯40度以北に分布。東ヨーロッパ - 西シベリアおよび中央シベリア、北アメリカ大陸・樺太・北海道に分布。地球上に最も広く分布する気候区である。

気温の年較差は大きく夏は平均気温が10度を超すが、冬は-3℃を下回り積雪は根雪となる。年中平均した降水。高緯度低圧帯の影響で冬は積雪が多い。

北部の土壌はポドゾルで農業に不適でタイガ(亜寒帯林)が広がる。夏に気温のかなり上がる(10℃以上が4ヶ月以上持続する)南部では農業が行え、春小麦やジャガイモ・ライ麦などが収穫できる。シベリア南西部にかけては肥沃な黒土地帯があり、世界一の春小麦地帯である。

南部では夏は温暖で植生期間(月平均気温10度以上の期間)が長い。特にグレートプレーンズ周辺やカナダとアメリカ両国の国境部では、暑くなる日も多い。冬は長く寒さがきびしく積雪も多い大陸性の気候。雨量はそれほど多くなく、1年通して平均的な降水量。