
銭州周辺は好漁場としてよく知られている。特に釣り人のあいだでは有名で、漁船で銭洲に上陸して、釣りを楽しむ者もいる。また、スキューバダイビングのポイントとしても知られている。また、GPSを利用した測量による地殻変動の調査が行われている。銭洲の由来も、魚が非常に捕れ、漁師が行けば「銭になる」ためだと言われている。
銭洲は水深200mの広い大陸棚上から切り立つ岩礁群で、大きく分けて3つの岩礁群から構成される。北から「ダルマ」岩礁群、その南西2.3kmには「ヒラッタイ」岩礁群、その南200mには「ネープルス」岩礁群がある。この中で中心となるのは「ネープルス」岩礁群の「大根」(11m)である。
「ダルマ」岩礁群 - 外ダルマ (5m)、内ダルマ (6m)
「ヒラッタイ」岩礁群 - 外ヒラッタイ (4m)、中ヒラッタイ、内ヒラッタイ、エビ根
「ネープルス」岩礁群 - 大根 (11m)、石山根、カド、マンナカ、ソト