明神礁 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

海上に姿を現した時の明神礁(1952年)
海上に姿を現した時の明神礁(1952年)

海域火山データベース 海上保安庁海洋情報部 より抜粋した明神礁の噴火明神礁は、伊豆諸島南部に位置する海底火山である。

1952年(昭和27年)9月17日午前の噴火を最初に報告した静岡県焼津市の焼津港所属の漁船「第十一明神丸」にちなんで命名された。雲仙普賢岳などと同じデイサイト質の溶岩を噴出する火山で、激しい爆発を起こす性質がある。激しい火山活動を引き起こし何度か標高200~300mまで達する新島を形成したが、自らの爆発で消滅したり波浪に浸食されたりして現在に至るまで安定した新島を形成できていない。しかし公海上で新たに形成された島は第一発見国がその領有を宣言できるため、アメリカ、旧ソ連、中国、韓国、フィリピンなどの艦船が頻繁に出没していた。

なお、同年9月24日には、噴火を観測中の海上保安庁の測量船「第五海洋丸」が噴火に巻き込まれ、田山利三郎測量課長を始めとする31名が遭難、全員殉職している。