
インフレーション抑制を目的とした新円切替では、新紙幣(A号券)が新たに発行されたが、千円券の発行は見送られた(よって当時の最高額面券はA百円券であった)。しかしその後もインフレーションは進み、A百円券の発行量が著しく増大して、より高額面の紙幣が必要になった。また粗末な作りのA号券の偽造が横行したこともあり、B千円券は、他のB号券に先駆けて1950年に発行された。

額面 千円(1000円)
表面 聖徳太子
裏面 法隆寺夢殿
寸法 縦76mm、横164mm
発行開始日 1950年(昭和25年)1月7日
支払停止日 1965年(昭和40年)1月4日
有効券