ゼムリャフランツァヨシファ | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

ゼムリャフランツァヨシファの衛星写真
ゼムリャフランツァヨシファの衛星写真…ほぼ全域が氷河や雪原で覆われている

Wikipediaより抜粋
ゼムリャフランツァヨシファの位置…赤で表示フランツ・ヨーゼフ諸島(露:Земля Франца-Иосифа)は、北極海の一部であるバレンツ海に位置するロシア連邦領の約190の島で構成する島嶼群。

スピッツベルゲン島の東に位置しアルハンゲリスク州に属す。北緯80.0度から81.9度の範囲にあり、ユーラシア大陸で最も北にある。最北端はルドルフ島のフリゲリ岬で、北緯81度52分。この群島は北極点からわずかに900から1100キロメートルにあり、カナダのエルズミーア島とグリーンランドに次いで近い。総面積は1万6100km²で最高点はヴィナーネイシュタット島(Zemlya Viner-Neyshtadt)にある標高620mの雪原。大きな島は東部にあるビリチェク島(2000km²)、西部にあるゲオルグ島(2741km²)など。大部分は無人である。

ゼムリャフランツァヨシファ南部の岩かつて巨大な玄武岩台地の島が形成されたが、侵食されて多数の島になったと考えられる。島々の標高も350-500m程度でそろっている。表面は、総面積の85%までが氷河や雪原で、そのほかも裸地が多い。1865年、ロシアの研究者のシリングが探検し、1873年にカール・ヴァイプレヒトによるオーストリア・ハンガリー帝国調査隊の探検があり、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世を記念して諸島名(フランツ・ヨーゼフの土地)とした。

1926年にこの群島はソビエト連邦に吸収され、研究と軍事目的で少数の人間が移住した。船でのアクセスは夏の数週間に限られ、また特別の許可が必要である。この群島は火山性で、第三紀とジュラ紀の玄武岩でできている。大部分が氷で覆われているが、苔と地衣類で覆われた裸地もある。群島の北東部は一年中を通して叢氷に覆われているが、夏の終わりには南側の諸島まで氷が後退することもある。

1月には通常の日中最低気温はマイナス15度、最高気温はマイナス10.5度。7月には日中最低気温は0度、最高気温は2.2度である。年間平均気温はマイナス12.8度。30年間での最高気温は13度、最低気温はマイナス54度。降水は一年中あるが、晩春、晩秋の季節の変わり目に多い。晩夏には霧がとても多い。

野生動物は、大部分がセイウチ、ホッキョクギツネ、ホッキョクグマである。共通に見られる鳥は、ミツユビカモメ、フルマカモメ、カモメ等である。シロイルカがしばしば散在している。カリブーの角がグケラ島で見つかったことがあり、気候が温暖だった1300年ほど前に群れがここまでたどり着いたのだと推察されている。

ノルトブルク島の風景
諸島南端に位置するノルトブルク島海岸沿いの眺め