

1.中央区(Центральный АО)
2.北区(Северный АО)
3.北東区(Северо-Восточный АО)
4.東区(Восточный АО)
5.南東区(Юго-Восточный АО)
6.南区(Южный АО)
7.南西区(Юго-Западный АО)
8.西区(Западный АО)
9.北西区(Северо-Западный АО)
10.ゼレノグラード区(Зеленоградский АО)
13の線路、方面別に9つのターミナル駅がある。また、列車の行先の地名が駅名になっている。

キエフスキー駅 - キエフ方面
クールスキー駅 - クルスク方面
サヴョロフスキー駅 - サヴョロフ方面
パヴェレツキー駅 - パヴェレツ方面
ベラルースキー駅 - ベラルーシ方面
ヤロスラフスキー駅 - ヤロスラヴリ方面
リーシスキー駅 - リーガ方面
レニングラードスキー駅 - サンクトペテルブルク(旧称・レニングラード)方面
エレクトリーチカ(近郊電車)

市内には、地下鉄が11の路線網を張り巡らしており、世界で最も利用客の多い地下鉄の一つとなっている。また、ヨシフ・スターリン政権時代に建設された駅を中心として、豪華絢爛な装飾が施されており、モスクワ市民の誇りとなっている。地下鉄路線の終点を起点とした高架線主体のライトメトロ(лёгкое метро)2路線(1路線は建設中)、およびモノレール1路線がある。路線や駅にもよるが、きわめて深い場所に作られた豪華な装飾の駅と、地上と駅を結ぶ長い超高速エスカレーターはモスクワ地下鉄の特徴である。

放射線では、モスクワ中心部の駅に向かって運転する際、男声の案内放送が流れ、中心部から遠ざかる運転の際には、女性の声で案内放送が流れる。環状線では、右回りの運転で男声、左回りの運転で女声の案内放送が流れる。
駅の大多数は地下に存在するが、以下に例外を記す。フィリョーフスカヤ線には、ストゥジェーンチェスカヤ駅からクーンツェフスカヤ駅までの7駅に渡る長い地上区間がある。軽地下鉄のブートフスカヤ線は3分の2が地表を走り、ウーリッツァ・スタラカチャーラフスカヤ駅が唯一の地下駅である。地上区間があるのは、タガーンスコ=クラスノプレースネンスカヤ線(ヴィーヒノ駅が地上駅)、アルバーツコ=ポクローフスカヤ線(イズマーイラフスカヤ駅が地上駅)である。