

モスクワ(露:Москва́)は、ロシア連邦の首都。連邦市として市単独でロシア連邦を構成する83の連邦構成主体のひとつとなっている。欧州有数のグローバル都市であり、アメリカの外交専門誌フォーリンポリシーにより、世界第25位に選ばれている。
北緯55度45分、東経37度37分に位置する。市の中心をモスクワ川が流れる。面積は1,091 km²
2010年の国際連合の統計によると、近郊を含む都市圏人口は1055万人であり、世界第19位、欧州では第1位である。世界有数のメガシティである。
聖ワシリイ大聖堂(露:Собор Василия Блаженного)はロシアの首都、モスクワの赤の広場に立つロシア正教会の大聖堂。正式名称は「堀の生神女庇護大聖堂」(Собор Покрова что на Рву)
1551年から1560年にかけて、イヴァン4世(雷帝)が、カザン・ハーンを捕虜とし勝利したことを記念して建立した。ロシアの聖堂でもっとも美しい建物のひとつと言われる。1990年にユネスコの世界遺産に登録された。
ゲームソフト等で有名なテトリスでは、ロシア文化をイメージとした背景や音楽等がよく用いられており、聖ワシリイ大聖堂もしばしば背景画像やパッケージとして使われている。
「クレムリンの聖ワシリイ大聖堂」といった説明がされる事もあるが、大聖堂はクレムリンの城壁の内側には位置していないため誤りである。聖ワシリイ大聖堂が位置する赤の広場はクレムリンの城壁の外側にある。