きものの柄付け | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

柄きものの柄付け
染めのきものの柄付け方法は、大別すると以下の3種類です。

絵羽(えば)
白生地を裁断し、きものの形に仮縫い(絵羽縫い、仮絵羽)してから下絵を描きます。
柄が縫い目にまたがって一枚の絵になります。
これは最も格調高い柄付けで、振袖・留袖・訪問着など礼装や正装のきものに用いられます。

付下げ(つけさげ)
裁断位置・柄付けに印(墨打ち)を付け、反物のまま柄を付けます。
柄は全て上向きになりますが、縫い目ではきれいにつながりません。

小紋(こもん)
小紋は小さな柄の意味ですが、今では墨打ちせずに端から順に柄を付けたものを言います。
柄は繰り返しとなり、上下もありません。

◎きものの格
左の項目が一番格が高く、右へ行くほど格が低くなります。

①素   材・・・絹→上布・木綿・ウール
②柄出し方法・・・染めのきもの→織りのきもの
③家紋の有無・・・五つ紋→三つ紋→一つ紋→紋無し
④柄付け方法・・・絵羽→付下げ→小紋
⑤文   様・・・吉祥紋→更紗